魂の進化

 幸福の科学大川隆法総裁は、『太陽の法』で以下のように説かれました。

「なぜ魂の進化があるのかですが、これはやはり、ものごとの根本にさかのぼって考えていく必要があります。つまり、なぜ進化を要するのかを考える前に、なぜ仏は、さまざまの段階の魂をつくったのか。ここが、大切です。もし、高度に進化するということだけが目的であるならば、仏自らは、最高度に進化しているわけですから、あえて低次元の魂をつくって、その進化を目的とすることは不必要でもあり、理論的にも必ずしも筋が通っているとはいえません。仏が、さまざまの段階の意識・魂をつくって、その進化をめざしているのは、進化それ自体ではなく、進化にともなう副次的なものをよしとされたからです。たとえば、親が親として完成したものであるならば、なぜ親は、子供をつくって育てる必要があるのでしょうか。それは、子供を完成した親にしたてあげることが目的ではなくて、子供をつくり育てることのなかによろこびをともなうからです。それによって、家庭が楽しくなる。そこに幸福がひろがるからです。仏がさまざまのレベルの意識・魂をつくられて、それぞれの進化、発展を願っておられるのは、その進化してゆくということ自体によろこびをともなうからなのです。つまり、大宇宙の創造、そして、各生命体の創造は、進化ということをめざすことによって、仏のよろこびの表現となり、幸福の源となっているのです。これが、大宇宙の進化の法則の根本の理由です。自らが創造した意識・魂が、どんどん進化、発展、向上して、自分をめざして成長してくるのを、仏は、かぎりなくやさしい愛情の眼でもって、見まもっておられるのです。」

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