悟りの方法論

 「四正道」の第二は「知」、第三は「反省」で、幸福の科学には、この二つの原理に基づいて現代的な「悟り」を求める方法論が用意されている。

 まず八正道などの「反省」で悪霊の影響をはずし、光り輝く自分を取り戻して人生を正すことができる。こうした方法論はキリスト教やイスラム教にはほとんどない。さらに精舎では豊富な研修プログラムで本格的な心の修行を積み、形骸化した現代仏教の修行では望みえない霊的な幸福感や深い智慧をつかみ、その悟りを人生や仕事に生かすことができる。

 

心の指針 「五欲と中道」

 人間には欲がある。 この欲を満たして、束の間の快楽に心おどる時もある。 しかし、たいていは、欲を満たせぬことの苦しみや、 欲を満たした後の空しさに、心乱れることに方が多い。 食欲のあることの喜びと苦しさ。 性欲の歓喜と自己嫌悪。 睡眠欲の甘美と堕落。 財欲の達成感と虚しさ。 名誉欲による自尊心と他人からの嫉妬。 両極端に揺れる心は惑い、苦しむ。 だから、諸行無常を説いたのだ。 だから、諸法無我を説いたのだ。 だから、涅槃寂静を説いたのだ。 そう、何千年も、何万年も いな、それ以上の永い歳月にわたって、人は五欲に翻弄されて続けてきたのだ。 苦しかったであろう。 今も苦しいであろう。 それゆえに、私は中道の教えを説いたのだ。 中道とは、八正道のことである。 諸欲の苦しみの中から、見事な蓮の華を咲かせるがよい。

 悟りの方法とは、仏の境地と自己の境地が融合されていくための手だてなのです。 つまり、仏の心を心とし生きるためにはどうしたらよいのか、真理に添った生き方とは何かを探ることなのです。 そのためには、仏教的に悟りを究めたい人には「八正道」を日々の指針として生きてeくとよいでしょう。

 「八正道」通して、苦しみを取り除き、心を浄化し悟りを得ることが天国への鍵なのです。

ユートピア建設の力

 「四正道」の第四は「発展」である。これは「知」の原理とあいまって、真理を学ぶ一人ひとりが実社会で成功していくと共に、理想的な地域や国家、地球ユートピアを建設していくための考え方である。

 キリスト教には俗世の成功を罪悪視するメンタリティがある。また、イスラム教はムハンマドの時代の考え方を変えられないため、現代と合わない面が多い。幸福の科学では心の教え以外に、企業経営論、仕事論、教育論、政治論、国際関係論なども数多く説かれており、現代から未来社会にマッチしている。

「仏法真理」へ戻る