竜宮界

 「六次元」には、上下だけではなく、横の世界の広がりもあって、光明界といわれる表側の世界以外にも、「竜宮界」や「仙人界」「天狗界」がある。

 「竜宮界」は、水に関係する霊界で、次元を貫いて縦にぽっかり浮かび、六次元を中心に五次元や四次元にもつながっており、人霊だけではなく、竜神もいる霊界である。

 「仙人界」や「天狗界」は主として山の世界であり、厳しい山岳を中心に修行に励む、霊的能力のみを通して悟った人びとがいる世界である

 幸福の科学大川隆法総裁は、『永遠の法』で以下のように説かれました。

 「六次元のなかにも上下の差があるという話をしましたが、六次元には、上下、すなわち縦だけではなく、横の世界の広がりもあります。横の広がりとは何でしょうか。まず、表側の世界があります。六次元世界のなかでも、主として光明界といわれているのは、表側の人間として、まっとうな方向で魂を伸ばして進化してきた高級霊たちのいる世界のことです。しかし、六次元には、表側の世界以外にも、いくつかの世界があるのです。たとえば竜宮界という世界があります。日本の昔話や伝説に出てくる竜宮は水に関係した霊界なのですが、このなかにも高級霊たちが数多く住んでいます。この竜宮界は次元を貫いて縦にぽっかり浮かんでいます。主として六次元がその中心ですが、下は五次元や四次元にもつながっているのです。竜宮界にはさまざまな生物が住んでいます。「人霊だけではなく竜などといったものもいる」と昔から言われています。竜神という存在がいて、竜宮界の高級霊たちに使者として使われているのです。いろいろな自然現象に対して力を与えたり、歴史的な変革時に怒濤のごときエネルギーを与えたりするのは、たいてい竜神たちです。彼らは人霊ではありませんが、霊的に大きな力を持っているのが特徴です。この竜宮界は、実際に目で見てみると、たいへん大きな世界であり、光の海として広がっていて、やはり水のなかに住んでいるような感覚になっています。地域的にいうと、日本では、琵琶湖、三保ノ松原、中国地方の松江近辺の美しい海岸線、こうしたところを縁とした霊界として、竜宮界が存在しています。これ以外に、六次元世界の裏側には、仙人界や天狗界というものがあります。竜宮界が海の世界であるのに対して、仙人界、天狗界というのは主として山の世界です。そこでは厳しい山岳の光景が展開しており、そうした山を中心に、さまざまな霊が修行に励んでいます。こうした霊たちは、地上にいたとき、悟りを求めてはいたのです。ただ、この世界は、肉体行に励み、超能力を求めた人たちが来るところです。すなわち、霊的能力のみを通して悟った人びとがいる世界が、天狗界や仙人界なのです。彼らには人間としての温かみが欠けているように思います。」

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