宇宙からの目で地球を見る

 「宇宙」という視点を持つことによって、地球の持つ可能性を、地球人が全体として考えるようになることも非常に大事です。

 今、宗教が絡んだ戦争が各地で起こっていますが、「宇宙からの目」で見たらどう見えるでしょうか。

 「あらあら。大丈夫かな。危ないな。これ、どこまでやるんだ?」「介入しようか」といった感じで見ているかもしれません。その上で、地上での戦争についても、どうやって終わらせればよいか、あるいはどういうやめ方が正しいのか、という判断はあるだろうと思うのです。

 地球人同士の戦争が泥沼化して、延々と殺し合っているようになってきたら、「おい、ちょっと待てよ」「そこまでやるんだったら、もっと強大な敵として現れて、君たちの戦争をストップさせてみようか」というような気持ちが出てくる宇宙人がいるかもしれません。本来、そこまでさせないところで、止めなければいけません。

 憎しみの惑星にしてはならないのであって、「この星は、愛の星なのだ」ということを中心に考えていただきたいと思います。

「愛」と「調和」を大事にしなければいけません。進歩の過程で、競争の度が過ぎて、憎しみになる場合もあるでしょう。

 けれども、この憎しみは、進歩している者に対する祝福と、進歩した者が後れたる者に対して手を差し伸べるという文化をつくることによって、克服できると思います。

 「国が進化し、力を持ってきたら弱い者いじめができる」ということでは、動物の世界と一緒です。戦争の原因はここにもあります。過去を振り返っても、国力が出てきたところが戦争を始めます。これをさせないためには、道義心、道徳心を高めることが大事だし、「愛の心」を持つことが大事です。

 

地球を愛の星へと育てる

 いろいろな力を総合的に活かして、この地球を「愛の星」へと育て上げたいと思っています。

 私たちは、国防の重要さも訴えています。しかしながら、それは軍事大国化して、世界を戦乱の彼方に持っていこうとしているわけではありません。正しい道に人を導きたいと思っているのです。

 宇宙人の目から見ても、「この星は護るべき価値がある」と言われるような星にしたいし、地球人の言葉として、「私たちがこの星を、愛の力で護るんだ!」と宣言できるような星にしたい。そうした高次なる心を持つことが大事です。

参考

宇宙人とUFO へ

「仏法真理」へ戻る