コロナ配列にフーリン切断部位

 「コロナの起源は中国の研究所である」と考えるべき理由が多数の専門家から指摘されている。

 コウモリのウィルスは一般的に人間には感染しないので、多数の変異を繰り返さなければならない。例えば、コウモリからネコに感染し、変異を遂げて人間に適応して感染する必要がある。だが、コロナの場合、「流行の初期段階から人間に適応していた」という不可解な点が明らかになっている。それについて、米ブロード研究所のアリーナ・チャン博士研究員は、最初から人間に感染できるよう人工的につくられたウィルスが研究所から漏れた可能性があると指摘する。

 

オミクロン・デルタ・アルファ の人工的な共通点

 自然発生説派が研究所説を論破できない最大の論点は、コロナには感染力を飛躍的に高める「フーリン切断部位」と呼ばれる部分があることです。これがなければパンデミックは起きなかったかもしれない と言われているほどである。

 フーリン切断部位は、コロナに類似した他のウィルスにはなく、なぜそれがあるのかが謎とされている。しかし、中国は、生きた動物に対して人工的にその部位を挿入する研究(機能獲得研究)を行っていたと、バイオ起業家ユーリ・デイギン氏が指摘した。研究所説を裏付ける有力な根拠と主張している。研究所説に対し、「人工的に挿入すれば、その痕跡は残る」という反論がある。しかし、コロナの世界的な権威であるラルフ・バリック博士は、痕跡が残らないように挿入する技術(ノーシーアム方式)を開発した。博士は、武漢ウィルス研究所の研究員と昵懇の仲でもある。

 世界的に感染が広がったオミクロンやデルタ、アルファも、フーリン切断部位が変異し、従来型より感染力が増したという奇妙な共通点がある。

 

新型コロナウィルスだけにある「フーリン切断部位」

 フーリン切断部位は「PRRA」という配列で表記されている。類似した他のウィルスにその配列がないことは一目瞭然。中国が人工的に挿入した最大の根拠に挙げられている(論文「The Emergence of the Spike Furin Cleavage Site in SARS-CoV-2」より)。

 ウィルスのトゲトゲ部分であるスパイクたんぱく質が約30ヵ所も変異したオミクロンをめぐり、マスコミは突然変異の重大性に気づかず、感染しても重症化する割合が低いことばかり注目する。オミクロンも進化論風に変異したと考えているが、「感染力の向上」や「ワクチンが効きづらくなる」部分に限って、30ヵ所も同時に変異する確率は天文学的に低く、自然変異とは考えられない。

 突然変異の確率を例えるなら、赤ちゃんがパソコンのキーボードを叩いて、文法として正しい英文をつくるようなものである。自然発生説派は「赤ちゃんが見事な英文を完成させる奇跡を起こす確率を信じろ」と主張しているようなものだが、良識ある人間はそんな仮説は信じないでしょう。

 むしろ、北京五輪に政府関係者を派遣しない西側諸国に報復すべく、中国が人工の変異株を撒き、国力の弱体化を図ったと考えるほうが合理的である。

 中国の人権弾圧などを批判するアメリカやイギリス、フランスで過去最悪の感染者が出ているのは、犯人が中国であることを示している。「オミクロンは南アフリカで発生した」と反論されるでしょうが、被害の大きさを見れば、真の目標は西側諸国と見るべきです。

 さらに、自然発生説が広がった原因の一端がマスコミにあることも否定できません。

 コロナの起源を特定しなければ、再び同じようなことが起きかねず、見過ごしてはならない。

 世界は今、「ウィルスによる第三次世界大戦」に突入している。国際情勢を善意に解釈し続ければ、自国民が殺されるという実態に気づくべきです。

 証拠はもう出揃っている。あとは世界正義を実現するため、政治家、学者、マスコミが勇気を振り絞ることなのです。

参考

コロナの配列が米モデルナの所有する特許と一致

 新型コロナウィルスの人工説をめぐり、米モデルナ社が2016年に特許申請を行った塩基配列を逆転させる(逆相補配列)とコロナの一部と100%一致することが、公開された査読論文で判明しました。

 コロナとモデルナの間で極めて稀な一致が見られた部分は、「フーリン切断部位」です。コロナの突起部分(スパイクたんぱく質)に位置し、ヒトへの感染に必須とされる同部位は、他の類似したウィルスには存在しないという。なぜその部位があるのかは、自然発生説では合理的に説明できていません。

 フーリン切断部位のコドンと呼ばれる遺伝コードを分析すると、モデルナがガン研究のために2016年に特許として申請し、現在所有しているものと一致していることが判明しました。

 コロナ・パンデミックが起きる約3年前の時点で、同じ断片があることが見つかった。コロナの誕生を見越したかのようにも見えます。論文によれば、コロナの自然変異によって同じ断片が生まれる確率は約311億分の1であるといい、確率としてはゼロに等しいのです。

 論文は、コロナ人工説の信憑性を高めるものですが、コロナの起源に関する責任をモデルナを含む外国勢力になすりつけ、中国は無罪であるというプロパガンダに利用される恐れがあります。

 中国は、少なくとも2000年代初頭より、SARSウィルスに着目し、それを生物兵器として利用できないか研究してきました。そのため、2003年に中国・広東省を中心に広がり、起源が不明とされるSARSウィルスについても、中国政府が情報隠蔽を行ったことから、中国が開発した生物兵器の一種ではないかと考えられております。新型コロナウィルスは、SARSの発展版と言えるわけです。

 中国は、長年、生物兵器としての完成度を高めるべく、モデルナなどのバイオ企業も情報収集のターゲットにし、その研究成果を軍事転用した可能性があります。今回の論文は、その視点から見れば、生物兵器説を裏付ける有力な状況証拠になるのです。

参考

「仏法真理」へ戻る