経営情報システム・IT化

情報の共有とはベクトルが一つになること

 今はスピードの時代であり、お客様はすぐに物ができてくれることを求める。この生産管理システムを使うことで、皆がリアルタイムで最新の情報を見ることができ、それがお客様への素早い対応を可能にする。

 

顧客別、品目別など販売動向について定期的に分析し、変化要因に注目して対応しているか

 販売状況を素早く把握できると、商品の仕入れや在庫補充、そして生産手配などに役立ちます。さらに、週次や月次単位で販売動向を分析すると、商品に対する需要の変化や傾向が解明できます。定期的にデータを解析することも重要なのです。
 定期的な分析の際には、販売部門だけでなく、仕入れや生産など商品に関連のある担当者が集まって、さまざまな視点からデータを分析し、データの持つ意味を多面的に検討します。いろいろな見方や視点で解明することで、販売情報という過去のデータが生きてくるのです。また、それぞれの関係者が自らの責任を意識してよりよい活動を生むようになります。

 

販売状況について担当者がコンピュータでいつでも見ることができるか

 販売状況については、販売担当者や仕入れや在庫、生産などの関係者が いつでもコンピュータでチェックできることが必要です。それぞれが自らの責任として商品の企画や仕入れ、在庫状況、生産、そして販売活動について いつでも状況を把握し、需要を高めるにはどうするか、さらに、仕入れるべきか打ち切るべきか、担当部門で日常的に対策を打つことができます。

 市場変化の激しい今日、毎日状況を把握して何をすべきかを現場が自ら考えて行動することが必要です。上から指示するのではなく、情報をオープンにして現場が対応するのです。コンピュータで、担当者別に、製品別、顧客別に販売計画と実績の差異についても わかりやすく表示するようにすることが大切です。

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