「ダークマター」「ダークエネルギー」「パラレルワールド」について考察

「ダークマター」「ダークエネルギー」

 現代の宇宙論では、全宇宙に占める質量とエネルギーのうち、陽子や電子などのように認識されている物質は5%にも満たないという。ほかは、直接見ることも感じることもできない物質だといわれており、ダークマター(暗黒物質)24ダークエネルギー(暗黒エネルギー)71.4を占めるという。

 宇宙空間にある「物質」と呼ばれるものはわずか4%のみであり、残りの96%について、センサーに反応しない何かがあると言う。科学者たちは、これをダークマターやダークエネルギーと呼んでいます。

『太陽の法』より  

 私たちが住んでいる地球がその一員である三次元宇宙ができたのは、いまから約四百億年前の昔であるといわれています。

 根本仏は、いまから一千億年ぐらい前までに、三次元宇宙空間の創造を意図しておられ、約八百億年前には、自らの意思でもって、三次元宇宙を統括する巨大霊を創造しました。これが十三次元意識の誕生であり、私たちが認識できる宇宙に関する最初の霊の誕生です。

 この十三次元宇宙霊は、約六百五十億年前に、十二次元の星雲の意識を創造しました。その数は、約二百万体あるといわれています。私たちの属する銀河系意識も、この二百万体ある星雲の意識体のひとつなのです。

 そして、六百億年前に、この十二次元の星雲意識霊によって、十一次元の恒星意識霊が創造されました。すなわち、十一次元空間の誕生です。私たちに関係ある宇宙としては、十二次元の銀河系意識霊が、十一次元の太陽系意識霊をつくったということになります。  

 さらに、五百三十億年前に、銀河系において、十一次元の恒星意識霊が中心となって、惑星意識霊の創造が開始されました。これが、十次元宇宙の誕生です。わが太陽系では、十一次元の太陽系霊の努力により、水星意識や金星意識、地球意識、火星意識、木星意識、土星意識などがつぎつぎ誕生しました。こうした惑星意識霊の創造は、四百二十億年くらい前までに、ほぼ完了したといえます。  

 そして、いまからちょうど四百億年前に、大宇宙霊の内部で、異変が起きました。すなわち、十三次元の大宇宙霊の意識体の内部で、核融合、核分裂のような現象、あるいはまた、大きな宇宙花火のような現象がつぎつぎと起きたのです。いわゆるビッグ・バン現象です。

 

物質の核「霊子」

 私たちが住む三次元宇宙は物質で構成された世界です。そして、四次元以降の多次元宇宙は、私たちが霊界と呼んでいる世界です。霊界は高次元に上がるほど、その世界を形成している神のエネルギーが精妙になっていきます。反対に、次元が下がっていくほどに、神の光のエネルギーは凝縮され、波動が粗くなっていきます。私たちの住む三次元空間では、神の念い によって、神のエネルギーが目的性を持って凝集し、「霊子」という核をつくります。そして、霊子がもとになって、現代物理学でいう素粒子が誕生します。素粒子が、さらに大きな物質を構成していく。つまり、神の念(念い)→ 神のエネルギー → 霊子(三次元世界での核)→ 光子(フォトン)→ 陽子 原子 分子 物質 という順に、神の念い のエネルギーが変化し、各次元を構成しているのです。

 

 1千億年前ほど前、根本神の 念い により光のエネルギーが凝縮して「霊子」がつくられた。

 そして、宇宙意識、銀河意識、恒星意識、惑星意識がつくられた。そして、4百億年前に「ビッグバン」、すなわち三次元宇宙の創造となります。

 「ビッグバン」の前、1千億年前から400億年前までにあっては、霊子が少し集中して物質化しないエネルギーの状態、すなわち「ダークエネルギー」がつくられたと思われる。

 ビッグバンは宇宙の一点が破裂して広がった現象と解釈されていますが、そうではない。400億年前のビッグバンで、ダークエネルギーが物質化してきた。つまり、400億年前、ダークエネルギーの状態からさらに集中し、外郭部分に三次元世界の物質となった。その途中では、霊子が集中しても、素粒子までいかない存在として、半分物質・半分エネルギーのようなものがつくられた。これが「ダークマター」なのではないだろうか。

 宇宙は、今日、5%弱の物質と非物質の「ダークマター」「ダークエネルギー」の存在となった。

 宇宙のなかで、物質とダークマターは独立したものではなく、4次元以上の世界でダークマター、3次元世界で物質として存在するのでしょう。

 反物質というのも、ダークマターの一つのように思える。

 宇宙は真空であるが、その真空も三次元物質であり、ダークマターも存在する。ただし、ダークエネルギー がほとんどと言えるのではなかろうか。

 

 ところで、三次元物質が5%弱、ダークマターが24% と言われているが、この関係は ちょうど 1:5 のようで意味があるように思える。1は物質、5は非物質。

 地上の人間で言うと 地上意識:潜在意識=1:5 の関係です。または、本体1:分身5の関係がある。まるで黄金律の関係に思えてなりません。

 

「パラレルワールド」

 神の実験として、パラレル・ワールドにより無数の宇宙が出来て今日に至っている。

 4百億年前のビックバンで三次元宇宙が創造されたが、このときの宇宙は一つであった。人霊ができて文明をつくっていくなかで、根本神が見守って、違った世界をつくってきた。それが パラレル・ワールド なのです。魂を進化させる魂修行の場として、何重もの文明実験が行われてきた。

 14次元の至高神は、無限数とも言われる宇宙・多宇宙を創造された。その一つひとつが「パラレル・ワールド」なのであろう。シャボン玉の一つが私たちの宇宙であるようなイメージです。

 これらシャボン玉で、地球が前面に出てくるような図解がありますが、地球神の眼で見た宇宙の姿だからです。ベガ星のヒーム神から見た宇宙では、ベガ星が前面にでてくると言える。

科学と霊界へ

「仏法真理」へ戻る