社会保障記事一覧(6/7)

生活保護について

 生活保護の柱は2つあり、一つは「健康で文化的な最低限度の生活」を具体化する。もう一つは、支援の間に職探しや職業訓練に専念してもらい自立を促すことです。  生活保護は、その人が持つ資産や能力などすべてを活用しても生活でき …

社会保障と社会保険

日本国憲法25 条第2項  「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」  日本国憲法25 条は国民の生存権を規定し、第2項では、国には国民の生存権を政策や制度 …

低所得対策

 低所得対策には、主として社会手当制度、公営住宅制度、生活福祉資金貸付制度がある。 (1) 社会手当制度  社会手当は社会保険と公的扶助(生活保護制度)の中間的性格を持つ、無拠出の(すなわち保険料などを納めなくても受け取 …

生活保護制度

1 生活保護制度の目的・原理・原則  生活保護法は、憲法に定める生存権を実現するための制度として制定されている。  生活保護法第1条にて「この法律は、日本国憲法第25条に規定する理念に基づき、国が生活に困窮するすべての国 …

公的扶助の仕組み

 公的扶助制度は社会保障制度の一つとして、社会保険制度と並び国民・住民生活を保障するものである。  社会保険制度は、生活上の困難がもらたす一定の事由(保険事故)に対して、保険技術を用い、被保険者があらかじめ保険料を拠出し …