官民共同ファンド

幸福実現党  新産業とかリニアモーターカーの交通網を創るために、200兆円集めて官民共同ファンドをつくるという政策

 幸福の科学大川隆法総裁は、『新・高度成長戦略』で、戦後の日本を代表するエコノミストで、池田内閣のブレーンとして所得倍増論を立案したと言われている下村治の言葉(「霊言」)を、次のように伝えておられます。

「いや、そんなことはないよ。夢物語じゃない。それをやったら、第一次大戦で敗北してベルサイユ条約以降苦しんでいたドイツを立ち直らせた、ヒトラー並みの急回復をするだろうね。十年ぐらいで完全に高度成長に乗っちゃうね。それだけ勇気のある人がいればの話だがね。しかし、それは夢物語じゃない。二百兆円ぐらいの投資をして、リニア構想をやってのけられる人がいたら、もう一回、高度成長に入る。間違いないよ。うん。例えば、税金に対してもね、国民の間に、「税金と称して集められたあと、どう使われているか分からない」という不信感が非常に強いために、「消費税を福祉目的税として使う」などと、宛先を言って集めようとするんだろ? そうすれば集めやすくなるわけだね。ファンドも同じさ。税というかたちではなくても、目的をはっきりさせて集めるわけだ。要するに、みな、お金の使い道が分からないので、しかたがないから、銀行に置いておくとか、たんす預金にするとか、国債を買うとか、その程度になっているんだね。だから、リニアに投資したり、幾つかの成長産業に投資したりするために、官民を挙げて、半官半民の大きなファンドをつくるべきだ。そういう事業形態をつくらないと、リニアも、今のままでは、ちょっと、東京─大阪間に敷いただけで、息が切れてしまうだろう。「東京─大阪間に敷いて、経済効果があるか、結果を見てから、その先を考えましょう」とか、「あっ、高速道路のほうが弱ってきたから、やっぱりつくれないかもしれない」「飛行機会社の客がちょっと減った」とか言って、すぐ止めてしまうかもしれないね。うん。私は、それはやるべきだと思うよ。その代わり、インフレ率としては、八パーセントから十パーセントのインフレが起きるけれども、デフレによるマイナスシフトを差し引くと、まあ、成長率は五パーセント前後の巡航速度になるのではないかと思うね。いや、それは、あれなんだよ。君らは、早いんだよ。それは、政権を取ってから言うことなんだ。昔の自民党みたいに、次の総理を目指す人が、いよいよ総理になるというようなときに打ち出される政策なんだよ。だから、一議席もないというか、まあ、議員が一人いるのかどうか知らんが、その段階で言っているもんだから、夢物語に見えるのさ。本当は、政権与党が打ち出さなきゃいけない政策だから、すごく“ワープ”して見えるんだよ。間違っているわけじゃない。だけど、“ワープ”しちゃっているんだよ。とっても飛んじゃっているので、気をつけないと、ほかの政党にパクられて、やられちゃうだろうな。アッハッハッハッハッハ」

 一方、幸福の科学大川隆法総裁は、『富国創造論』で、薪を背負いながら本を読んで歩く姿の金次郎像で有名な二宮尊徳の霊の言葉(「霊言」)を、以下のように伝えておられます。

「まあ、私は、リニアモーターカーも悪くはないと思うけれども、たいてい、役所がする試算において、「それだけの費用を使っても、乗降客が増える予想は、これだけしかない。だから、採算が赤字になるので、できない」というのがほとんどだ。それが彼らの計算の仕方さ。でも、考えてごらんよ。今、幸福の科学の正心館とか精舎とかができている所を見たら、JRだろうが、赤字のバス路線だろうが、どこもみな黒字に転換しているだろう。まこと不思議なことだ。政府あるいは地方公共団体が財政再建をしようとする場合、「赤字路線を廃止すれば、経費が減って黒字化する」という考え方をするのが普通だろう。ところが、不思議なことに、幸福の科学の正心館が建つと、そのバスの路線が黒字になる。また、電車でも乗降客が増えて、「普通」しか止まっていなかったところに「快速」が止まり、「特急」が止まるようになってくる。まこと不思議だな。これは、いったい何を意味しているか。それはだね、「乗り物自体が価値を生んでいるわけではなく、乗り物の先にあるものが問題だ」ということを意味しているんだよ。乗り物の先にあるもの、すなわち、「その乗り物を使って、何をしようとしているのか」というところに、本当は問題があるわけなんだな。リニアの前の新幹線構想にしても、ずっと前から計画があっても、新幹線ができない所はたくさんある。例えば、四国には、四本の橋を架けて新幹線を走らせる予定があった。しかし、いまだに新幹線は走っていない。なぜか。「住んでいる人が少なく、乗降客が少ないので赤字だ」と思って、できないでいるわけだな。この発想では駄目なんだ。そうではなくて、そういう新幹線をつくろうとするときには、その行き先における産業の育成と合体させてやらねばならないんだ。つまり、人がそこに行かねばならんような産業をつくるということだな。もっと分かりやすい例を挙げようか。東京ディズニーランドというものをつくる。そうすれば大量の客が来ることぐらいは分かるね?。 そうすると、当然ながら、交通インフラは整備されるし、列車の本数は増えていく。宿泊機能も強化される。当たり前のことだな。そうした交通インフラなく、宿泊機能なく、ディズニーランドだけをつくっても、呼び込める客は少ないだろう。こうした、ものの考え方が要るということだ。したがって、実は、リニア新幹線構想だけでは駄目であり、その新幹線を通す予定の地域の町おこし、村おこしになる産業の計画をしなければいけない。「この地域に、こういう産業を興し、人が集まってくるようにする」という計画と、リニア新幹線を通す計画を合体させることができる人がいて初めて、その地域にリニア新幹線が通るようになり、相乗効果が増していくんだ」  

 リニア新幹線構想だけでは駄目であり、その新幹線を通す予定の地域の町おこし、村おこしになる産業の計画をしなければいけない。

 両方の計画を合体させて初めて、その地域にリニア新幹線が通るようになり、相乗効果が増していくという。

未来産業投資 へ

「仏法真理」へ戻る