「本気さ」を持続する

 それは、一言で言うと、「言い訳との戦い」です。

 人間は、弱いもので、すぐに、「できないことの言い訳」を考えます。何事も成し遂げない人からは、この言い訳が実にたくさん出てくるのです。
 しかし、世の中の大事な仕事の8割以上は、何らかのかたちで体調が悪くても、それを押して頑張っている人たちが成し遂げています。したがって、体調不良などを言い訳にしてはいけません。
 まずは、「言い訳廃止」と書いて、貼り紙をしておいたらよいでしょう。まず言い訳癖をやめなくてはなりません。
 そして、自家発電をして戦うことです。自分で自分にやる気を出させるのは難しいことですが、人から叱られなくても自家発電をすることは大事です。それができるようになれば、努力の天才への道が開けます。
 言い訳を廃止して、自家発電をするような自分をつくることです。努力の天才は、ここから始まるのです。
 それさえ守っていれば、必ず、「本気さ」というものは出てくると思います。特に、若くて言い訳が多い人は、やはり、よくありません。
 できない理由、あきらめる理由、困難な理由など、世の中には山のようにあります。しかし、どれほどコンディションが悪くても、「何とかできないか」ということを、いつも前向きに考えることが大事です。言い訳を排し、自家発電をする努力をしてください。

経営と真理 へ

「仏法真理」へ戻る