更年期障害

 更年期障害は女性ホルモンのエストロゲンの減少によって始まります。日本人女性は平均50歳で閉経しますが、その前後5年位に更年期障害が起きるようです。 老化現象なので仕方がないのですが、生活習慣の見直しにより老化を遅らせるアンチエイジングが良いといわれます。しかし、人により症状は様々でよくわからない。

 更年期障害は老化現象なので、一般的にはスピリチュアルと関係ないと思われています。しかし、女性ホルモンであるエストロゲンの減少で起きるといっても、男性にも更年期障害があり、若い女性やストレスが多い時にも発症します。つまり、精神的なストレスとも関係があるのでしょう。

 更年期障害の症状として、次のような状態が起きるといわれています。
  ほてり(顔がほてる・ホットフラッシュ)
  のぼせ(顔がのぼせる)
  胸の痛み(乳房の痛み・動悸)
  脈が早まる
  多汗(大量の汗(顔から汗が止まらない)・スウェッティング)
  めまい・ふらつき・耳鳴り
  体がだるい(倦怠感)・疲れやすい
  肥満(太る)
  やせ
  むくみ(むくむ)
  頭痛・頭が重い
  冷え 頻尿・尿もれ
  抜け毛・薄毛

 パニック障害の症状と比べてみます。パニック障害とは、パニック発作が起きる症状で、不意に理由なく激しい恐怖感または不快感とともに下記の症状のうち4つ以上、突然あらわれる状態といわれています。 多くの場合、数分でピークに達し、30分前後でおさまっていきます。

症状
  心悸亢進  心臓がどきどきする  または心拍数が増加する
  発汗
  身震い  手足の震え
  呼吸が早くなる  息苦しい 息が詰まる
  胸の痛み  または不快感  吐き気  腹部の不快感
  めまい  不安定感  頭が軽くなる  頭から血の気が失せる感じ
  寒気または熱感(ほてり)  知覚異常(しびれ感、うずき感)
  現実感喪失(非現実感)  自分が自分でない(自己分離感)
  常軌を逸してしまう  狂ってしまうという恐怖

  パニック発作は、心電図や血圧、採血などの検査をしても、身体的な異常がみつからないのが大きな特徴です。

 更年期障害とパニック障害の症状は重複する部分があります。仏法真理的には、更年期障害のことは分からないものの、パニック障害やそれに類似する精神的な症状は紹介されています。パニック障害の方は、過去世で突然襲われて亡くなった場合があるといいます。また、精神病一般としても、自分の精神状態による悪霊の憑依現象が原因といわれています。 精神的なストレスも悪霊を呼び込みますから、更年期障害も一概に老化現象とは言えない部分があるように思います。悪霊に憑依されると、悪霊が持っていた病気や精神状態が表れてきます。ストレスが先か、悪霊の憑依が先か、わかりませんが、いずれにしても憑依と関係はありそうです。 精神的に不安定や、肉体的な病気にも憑依現象は普通にあります。はっきり言えば、生活習慣病以外は、悪霊と関係がある可能性が高い。また、生活習慣そのものも、霊的な影響は多きいです。そういう意味では、あらゆる病気や体調不良はみな霊的な影響といえます。霊的な悪影響を避けるには2つの方法があります。ひとつは肉体を整えること。つぎに精神的な悩みを抱えないことです。老化現象と生活習慣に関わりますから、やはりアンチエイジング的手法、ダイエット的手法が有効でしょう。 食事に気を付けて、運動を欠かさないことです。運動はやらないのもダメですし、やり過ぎもダメです。まずは、肉体の問題を解決しておきましょう。肉体に問題があると、精神的な問題が拡大する傾向があります。体が強ければ、少々のことは問題になりませんが、体が弱くなり、病気になると、気が弱くなるのは誰でも同じです。精神的な問題は悩みを抱えないことです。憑依霊にやられる原因のひとつが「執着」をもつことです執着とは常に考えている内容のこと。 頭からそのことが離れずに頭の中がグルグルしている状態です。悩みとして多いのが、肉体の悩み、経済的な悩み、そして人間関係の悩みです。人間関係の悩みであれば、解決に向かう方向はあります。 人間関係は基本的に合わせ鏡の法則があります。相手の嫌な所は自分も持っているという視点を元に、相手を観察していくとよいでしょう。

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