病気が治る奇跡

 宗教で病気が治るのは本当です。

 病気治しには3つのパターンがあるようです。

 ひとつが本当の奇跡です。あるはずもない事が突然起きる病気治しで、ルルドの泉やイエスの奇跡がそうです。これは通常ありえない事で、この世界の法則とは違う力が働いています。つまり、奇跡を見せる事によって、人間に霊的な世界があり、神がいるという事を見せているのです。そのため、本当の奇跡が起きる時は、影響力の強い方に起きると言われています。アレクシス・カレル博士は科学者なので、最適な方だったのでしょう。これは、普通の人が期待しても仕方ありません。ただ、ときどき、霊的な力を証明するように奇跡が起きる時があります。

ルルドの奇跡

 次に霊的な影響があります。病気と言うのは悪霊がセットなのです。悪霊が憑くと病気になります。逆に、病気になると悪霊が憑きます。どちらもあります。病気の原因はもちろん栄養やストレスもあります。しかし、結果として病気になると悪霊に憑依されているのです。つまり、病気で苦しむ方と同じ苦しみ方をしている霊と同通してしまうのです。さらには、病気でいると暗くなるので、精神状態でも同通してしまいます。日本でも病気治しをする宗教があります。これは本当に霊能力があると実際に病気が治ります。ただ、普通の人が宗教に入って、にわか仕込みで手をかざしても治るはずがありません。ところが、それでも治る可能性があって、手をかざしたりして縁ができると悪霊がチェンジする事があるのです。悪霊が憑いているところが病気になる事が多いので、他の悪霊がつくと、今までの病気が治る事があるのです。ただ、新しい悪霊によって、体か心に悪影響があるのは避けられません。普通の人がマネするのはやめた方がいいと思います。なぜなら、病気治しをしようとすれば、悪霊と縁をつけているのと同じだからです。悪霊に憑かれると幸福な人生は送れません。なるべくなら縁が無いようにしたいものです。そういう意味では、お医者さんと看護士さんは大変な職業です。よほど体力と精神力が強くないと、患者の悪霊と縁ができやすく病気になりやすいと言えます。体を鍛えると、そういう病気系の悪霊と縁が出来なくなります。

 3つめですが、これは2つめと関係があります。考え方を変えると病気が治るのです。

 これは法則になっていて天国的な考え方ができると病気が治るのです。天国的な考え方とは、「愛すること」と「感謝すること」です。これはストレスで病気になる事を考えれば分かります。ストレスで病気になるのですから、ストレスが無くなれば治ります。人間には自然治癒力があるので、一定の条件を満たせば治るようになっているのです。また、ストレス以外でも、「悲しみ」「苦しみ」「憎しみ」「寂しさ」などをあまり考えると病気になります。ストレスとも関係が深いですが、このような考え方は悪霊を引き寄せますし、精神的に病気を作ってしまうのです。人間は考え方で病気を作る能力があります。逆にいえば、考え方を変えると病気は治るのです。ただ、愛と感謝とはいえ、ひとこと「ありがとう」と言った位では変わりません。それこそ、涙を流すくらい深い感謝をすると、いつの間にか病気が治ります。これは法則のようです。ただ、治らない時もあります。それが、その方の人生計画に必要な時です。病気で何かを始める予定の方は、感謝が深くても治らないと思います。

 また、病気で亡くなる予定の方も治らないでしょう。人生計画で病気が予定されている事も多いようです。人間は考え方で病気を作り、栄養バランスで病気を作る生きものです。ですから宗教の秘儀で治るというよりも、宗教の教義を学んで愛と感謝が深まると治る事が多い。しかし、感謝とは縁がなくても、生活習慣病なら栄養と運動を改善すれば治ります。病気治しは一概に言えないのですが、人間には病気を作る能力と病気を治す能力がある。治そうと思えば自分で治す事ができるのです。

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