がんの予防法

 がんの予防法を考えると、 「リンパ球のγδT細胞やNK細胞を活性化させる、つまり免疫力を高めることが決め手」だという。

 参考

 体内のリンパ球を活性化させるには、心の持ち方が大切だと指摘する。

 昔から、がんは精神的なものが非常に影響しているのではないかと考えられてきました。実際、ストレスが加わったときに絶望感、虚無感に陥る人はがんになりやすいことも実証されていますし、がんのあるマウスは、ストレスを受けるとNK細胞の活性が低下し腫瘍が大きくなることが実験で明らかになっています。

 カラオケが好きな人と嫌いな人をカラオケで歌わせ、前後の免疫力を調べると、好きな人はNK活性が上がります。つまり、免疫力を上げるには、生きがいを見つけストレスを解消することが大変重要なのです。

 こうしたストレスのない心を保つことの大切さは、そのままBAK療法開発の目的に通じる。

 従来の療法は、がん細胞を取り縮小させても延命には結びつきにくく、副作用で寝たきりになったまま亡くなる方が多かったのです。

 BAK療法は発想を変え、患者さん自身の『よき人生』を重視しました。重いがんの場合でも、この療法でがんと共生しながら延命し、ゆっくり心の準備をして、思い残すことなく安らかに眠ることを目指すのです。

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