臓器移植で連鎖した「悲劇」

 三輪清浄から外れた移植によって、「憑依」現象が起こるなどすれば、人を救うはずが結果的に不幸を生みかねない。

 霊的視点から見ると、臓器移植を成立させるためには、仏教における布施と同じ「三輪清浄」が前提となる。布施をする側、布施を受ける側、布施される物のいずれにも汚れがないという条件です。

 幸福の科学大川隆法総裁は、法話で「家族など、両者に愛情の関係があって譲る場合や、非常に善意の人が、誰でもいいからお救いしたいという気持ちがあって、移植を受けるほうも、感謝の気持ちで受けることが成立する場合には、うまくいくこともある」としている。

 宗教的には、病気はその人の人生観や心の状態が大きく影響する。医学に宗教的な視点、霊的な視点を入れることで、これまで治らないとされていた病気であっても、心と体の関係が解明されていくことで快方に向かう可能性も開けてくる。最終的には、肉体と魂の関係や人生における病気の意味などを知り、死を受け入れる必要もある。

 医療技術のみならず、人間の霊的な側面に目を向けることが最先端医療への道を開くことでしょう。

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