新発見のブラックホールで定説に疑問 その先には「別の宇宙」がある?
現在のブラックホール理論は、近代物理学の父であるアインシュタイン博士の理論(一般相対性理論におけるアインシュタインの方程式)を骨子としている。
アインシュタインの方程式とは、ニュートンの「万有引力の法則」を拡張したものである。強い重力がかかる場所では、時間と空間が曲がり、光であっても吸い込まれるとされる。そのため、ブラックホールは直接的に観測できないとされている。
ブラックホールは「スクラップの再生工場」?
未だ多くの謎に包まれているブラックホールについて、アインシュタイン博士はどのように考えているのでしょうか。
幸福の科学大川隆法総裁は、アインシュタイン博士の霊を招霊した。著書『アインシュタイン「未来物理学」を語る』の中で、アインシュタイン霊はブラックホールについて次のように述べている。
「ブラックホールも、どうも見たら、結局はスクラップ工場みたいなところがあるので。今の、あなたがたのエネルギーの再生やゴミの再生、スクラップの再生工場なんかと同じようなところがあって、宇宙のものを再利用して、もう一回、『別の宇宙』をつくっているようにも見える」「力が一定以上加わると、何か別のものができるような気がするんですよね」
宇宙の初期に形成されたとされる巨大なブラックホールを発見したという研究論文が、北京大学や米アリゾナ大学などの共同研究チームにより発表され、英科学誌Natureに掲載された。
新たに発見されたブラックホールは、宇宙が誕生してからわずか約9億年で太陽の120億倍もの質量にまで成長したと考えられている。これは今まで発見された同時期のブラックホールの2倍以上の質量だという。
この超巨大ブラックホールは、質量から推測すると非常に短期間で形成されたと考えられている。研究チームによると、「ブラックホールは周囲の星を吸い込みながらゆっくり成長する」という従来の理論では、その形成プロセスを説明できない。これまでの定説が見直される可能性がある。