ホワイトホール・ブラックホール

 この宇宙では 物質化 消滅 という事が行われています。物質化のことを ホワイトホール と言います。これは、三次元地上界よりも高次元のエネルギーを取り出して、エネルギーを収束して固め、物質として現してくる働きのものです。この時に時間も吐き出されます。

 もともと物質というものは存在しません。押したら押し返すようなエネルギーのある振る舞いを、例えば、肉体の五感を通して認識している概念を、「物質」と呼んでいるのに過ぎないからです。時間も同じく、エネルギーが流転する尺度を時間と表現しているのです。時間と空間(時空)はセットでエネルギーなのです。

E(エネルギー)= m(質量) × C(速度)²

 惑星が自転するのは、高次元からのエネルギーを抽出するためであると言われています。

 ブラックホール は質量を飲み込みますが、同時に時間も飲み込んでしまいます。質量と時間を吐き出す ホワイトホール という存在がある一方、この宇宙からエネルギーを吸い込むという、破壊や消滅に関係するものである。

ブラックホールにおける量子もつれが既知の限界より強い可能性を明らかに ホーキング博士の議論の穴を発見

善や悪に対する科学的な考察 

新発見のブラックホールで定説に疑問 その先には「別の宇宙」がある?

 現在のブラックホール理論は、近代物理学の父であるアルベルト・アインシュタインの理論(一般相対性理論におけるアインシュタインの方程式)を骨子としている。これは、ニュートンの「万有引力の法則」を拡張したもので、強い重力がかかる場所では、時間と空間が曲がり、光であっても吸い込まれるとされる。

 ところが、宇宙の初期に形成されたとされる巨大なブラックホールを発見したという研究論文が、北京大学や米アリゾナ大学などの共同研究チームにより発表され、英科学誌Natureに掲載された。ここで発見されたブラックホールは、宇宙が誕生してからわずか約9億年で太陽の120億倍もの質量にまで成長したと考えられている。これは、今まで発見された同時期のブラックホールの2倍以上の質量だという。

 この超巨大ブラックホールは、質量から推測すると、非常に短期間で形成されたと考えられている。研究チームによると、「ブラックホールは周囲の星を吸い込みながらゆっくり成長する」という従来の理論では、その形成プロセスを説明できないという。これまでの定説を見直す必要があるようです。

参考

 アインシュタインの「一般相対性理論」では、ある領域内の物質が極めて高い密度を持つようになると、特異点(あらゆる物理量が無限大になってしまう点)が生まれるというように、ブラックホール の超高密度の中心部について言及されている。アインシュタイン理論では、特異点はゼロの体積であるが、エネルギーと物質の密度は無限大になる。この概念は、さまざまな方面から得られた間接的な証拠によって支持されてきた。

 しかし、この パラドックス は、現在の科学者を悩ませるものでした。ビッグバン理論によると、この宇宙はある特異点から始まった。しかし、そのような特異点がどのように形成されたのかという点について、満足のいく説明ができなかった。

 最新の研究によると、私たちの住む宇宙は、別の大きな宇宙の ブラックホール 内部に埋め込まれている可能性があるという。そして、ブラックホールも、極小サイズから大質量のものまであって、別世界につながる可能性があるという。

 ところで、宇宙には通常の物質の約5倍の総量のダークマターがあるとされている。ダークマターの正体はわかっていなかったので、未発見の素粒子であるという説や、宇宙が高温かつ高密度だった宇宙初期に形成されたかもしれないという説、原始ブラックホールであるという説などが候補として挙げられていた。

 原始ブラックホールの可能性については、スティーヴン・ホーキング博士が1970年代に提案したものである。これまで、月質量(太陽の質量の約2700万分の1)より軽い原始ブラックホールがダークマターである可能性は、従来の観測からは否定されていなかったという。そこで、研究チームは、原始ブラックホールがダークマターである可能性についての調査を実施。具体的には、天の川銀河とアンドロメダ銀河の間にあるはずの大量のダークマターがもし原始ブラックホールであれば、重力レンズ(重力マイクロレンズ)効果で10分から数時間程度の短い時間で星の明るさの変化が生じることが期待されることから、約9000万個の星の同時測定を実施したという。得られたアンドロメダ銀河の画像を詳細に解析した結果、約1万5000個の時間変動する星を発見。そのうちの1個が重力マイクロレンズ候補星であることを確認したという。しかし、ダークマターが原始ブラックホールである場合は1000個程度の重力レンズ効果を発見できるという予言に対して1個だけであるため、本当の原始ブラックホールであったとしても、原始ブラックホールの総量はダークマターの約0.1%程度の質量にしか寄与していないことになる計算結果となった。

参考

ブラックホールは反中性子の塊

 量子力学は全ての素粒子には対称性の反素粒子が存在することを示している。電子と陽電子、陽子と反陽子、中性子と反中性子等・・・。中性子星からの類推により、ブラックホールは反中性子の塊と考えられる。

 ブラックホールの表面は反原子核や反電子からなる。反中性子星の大気は厚さが約1mほどで、その下には個体の「反地殻」がある。さらに内部には反中性子過剰核と呼ばれる非常に反中性子の多い反原子核でできた層がある。このような反原子核は、反中性子星では非常に圧力が高いために安定して存在できる。さらに内部に進むと、反原子核から反中性子が外へ漏れ出す「反中性子ドリップ」と呼ばれる現象が見られるようになる。この領域には反原子核と反自由電子と反自由中性子が存在する。さらに内部に進むにつれて、反原子核が溶け合って一様な反物質(反中性子と少量の反陽子、反電子からなる)の超流動層となる。中心部のコアと呼ばれる高密度の構造はよく分かっていないが、反核子と反電子だけでなく、反π中間子や反K中間子といった反中間子の凝縮や、反核子以外の反バリオンである反ハイペロンが現れ、最も中心部の超高密度領域では、反クオークからなる反超流動体で構成されているという説もある。

 電子と陽電子、陽子と反陽子、中性子と反中性子などが接触すれば、質量の全てがエネルギーに変換して大爆発し、両者は消滅する。両者の素粒子脈動が停止して水平(真空)になる。これらの特性を利用した大規模な実験装置(陽子・反陽子衝突装置等)が建設されて稼働している。 ブラックホールの構成をここまで詳細に推測した理論は、素粒子脈動原理がはじめてではないでしょうか。ブラックホールの物理はいまだ未知の領域ではあるが、ブラックホールも暗黒エネルギー脈動原理の物理の範疇にあるものと考えられる。

 物質と出会うとエネルギーを発して消滅する「反物質」が、雷の発生に伴って生成される証拠をNASAが発見しました。

 反物質について、幸福の科学大川隆法総裁は、著書『「信仰のすすめ」講義』で次のように説明された。

「世の中は、すべて、『陰陽の原理』でできており、物質に対しては反物質が、宇宙に対しては反宇宙が存在します。あらゆるものには、それぞれ、正反対に当たるものが存在し、釣り合いが取れているのです。物質から反物質へと移行すると、霊界を移動してくることができます。この原理は、地球では、まだ充分には完成していませんが、研究は進んでいるようです。それは、原爆や水爆の次の兵器として研究されている、『プラズマ兵器』といわれるものです。一種のブラックホール化の原理を使うもので、『物質が反物質になるときに出てくる力を利用して、強大な破壊力を生み出す』というものです」

地震兵器(プラズマ兵器)

雷の発生で反物質が生成されることを突き止めただけでは、地震兵器の開発につながるわけではない。しかし、今回の発見によって、科学技術の次元が一つ上がろうとしている。反物質の研究は宇宙の謎の解明につながるとされるからです。

 

ブラックホールは「スクラップの再生工場」?

 未だ多くの謎に包まれている ブラックホール について、アインシュタイン博士はどのように考えているのでしょうか。

 幸福の科学大川隆法総裁は、アインシュタイン博士の霊を招霊した。著書『アインシュタイン「未来物理学」を語る』の中で、アインシュタイン霊は ブラックホール について次のように述べている。

「ブラックホールも、どうも見たら、結局はスクラップ工場みたいなところがあるので。今の、あなたがたのエネルギーの再生やゴミの再生、スクラップの再生工場なんかと同じようなところがあって、宇宙のものを再利用して、もう一回、『別の宇宙』をつくっているようにも見える」
「力が一定以上加わると、何か別のものができるような気がするんですよね」

 

ブラックホールが「パラレル・ワールド」への入口である可能性

 素粒子物理学のいくつかの理論では、我々の目に見えるよりも多くの宇宙があることが示唆されている。余剰次元(extra dimension)と呼ばれるそれらの宇宙は、まさに「パラレル・ワールド」であるともいえる。

 最も有力な理論のひとつに、「膜宇宙論(brane theory)」がある。

 現在の我々は、3次元+時間の4次元の世界で暮らしているとされるが、一方で、膜宇宙論では余剰次元がさらに7つあると考えられている。つまり、この世界は時間を含めて11次元あるという。

 ブラックホールは、この次元同士の間をつなぐ通り道になっているのではないかといった仮説も立てられている。

 

ブラックホールはワームホールの一種?

 ブラックホール は、宇宙と宇宙の間をつなぐトンネル、すなわち、時空を高速で移動できる ワームホール の一種と位置付けることができる。ブラックホールに引き寄せられた物質は、ブラックホールの中心(特異点)で押しつぶされるというのが通説だったが、ブラックホールの裏側にホワイトホールを想定してそこからあふれ出ていくと考えられるのです(「Physics Letters B」誌4月12日号掲載)。

 この研究を行ったインディアナ大学の物理学者ニコデム・ポプラウスキー氏は、「ブラックホールに落ちていく物質の螺旋運動に関して新しい数学モデルを提示した」と言う。ブラックホールに吸い込まれ、破壊されるかのように思われる物質は、実は吐き出されて、「別の現実世界の銀河や恒星、惑星の構成成分になる」というのです。そこで、ブラックホールをワームホールと考えることで、現在の宇宙論の謎を解明できるという。ポプラウスキー氏は、ワームホール を、アインシュタインがブラックホールの中心にあると予測した「時空特異点」に代わる存在とすることで、「私たちの住む宇宙が特異点ではなく、ホワイトホールから誕生したとすれば、ブラックホールやビッグバンの特異点に関する問題も同時に解明される」と言う。

 ポプラウスキー氏が「ブラックホールの内部に別の宇宙が存在する」という説を唱えたが、その可能性を指摘していたアリゾナ州立大学の理論物理学者ダミアン・イーサン氏は次のように話す。
 「私たちの研究では、解が存在する可能性を示しただけだったが、ポプラウスキー氏は一般相対性理論の枠内の方程式で、ブラックホールが宇宙間の出入り口となる現実解を発見している。」
 「ただし、あくまで理論上のアイデアだが。素粒子レベルを扱う量子重力の研究が今後進めば、この方程式も洗練され、ワームホール説が支持できるか棄却されるか判断できるだろう。」

 ワームホールとは、時空の異なった2点間を結ぶ抜け道である。理論上では、時空の異なった場所にできたブラックホールをつなげて、ワームホール を作ることができる。しかし、それぞれの入り口は、ブラックホールなので、再び外に出ることはできず、ワームホールを通り抜けることはできない。そこで考えられたのが、負のエネルギーを持った物質でワームホールを通ることである。負のエネルギーの物質では、ブラックホールにならず、ワームホールを通り抜けることができるのです。

 ところで、「ガンマ線バースト」と呼ばれる現象もあります。ガンマ線バーストは、この宇宙で ビッグバン に次ぐ強力な爆発現象である。発生原因が依然として謎に包まれていたのですが、別宇宙からワームホールを通過して来た物質の放電と解釈できるのです。

 ポプラウスキー氏の理論は検証可能か否か。方法が少なくとも一つあるという。ブラックホール には回転しているタイプがあって、この宇宙自体が回転するブラックホール内部で生まれたと説明できる。  

 将来、私たちの住む宇宙が予測可能な向きで回転しているとわかれば、ワームホール説を支持する間接的な証拠となる。

 さらに、ワームホール説は、「なぜこの宇宙は物理学理論の予想と食い違うのか」という点についても、解明の手掛かりになると考えられる。

 ところで、ワームホールという言葉は、アメリカの物理学者ジョン・ホイーラーが考案した言葉である。ブラックホールという言葉も彼が考案した。

 「ワームホール」は、SF小説でおなじみのタイムトラベルや、離れた場所に瞬間移動するワープ航法につながるとされる時空の抜け道なのです。

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