七色の光

 天上界は横の軸である次元構造と別に、縦の軸である「神の七色光線」という縦割り構造があります。

 様々な神様がいるのですが、その理由はこの縦割り構造の七色光線によります。象徴としての色だそうです。

 九次元世界においては仏の光を七色に分けており、この七色の光が 八次元以降でさまざまな如来を通じて、十数種類あるいは二十数種類の光に分光されている。

 神の七色光線は、根本経典「仏説・正心法語」にて説かれています。 黄色は教え法の色 白は救いの愛の色 赤は法戦 正義色 紫 礼節 秩序色 青は思考の理性色 緑は調和 自然色 銀は進歩の科学色

 

「黄色は教え法の色」  

 黄色は仏法真理の教えの要素を強く打ち出しています。  黄色の法は論理的で教義としてとても進んでいて、仏教が黄色の教えです。  非常に知的な色だと言えます。

「白は救いの愛の色」  

 白色は救いを中心にした色で病院が白いのと関係があります。  宗教としてはキリスト教を始め、仏教でも浄土教系統の教えに相当します。  医師や看護師など人を救う仕事をしている方が入っている光線です。

「赤は法戦 正義色」  

 赤色は法を確立し、守る時の戦いを表しています。  ユダヤ教のモーセや大天使ミカエルが戦う神として有名ですが、仏教にも不動明王系列の軍神が多数おります。  宗教にも戦いの神がいるのです。  もちろん戦争の指導者にも軍神が指導している事が多いです。

「紫は礼節 秩序色」  

 紫色は秩序や礼節を重んじる光線で、日本神道は紫光線に含まれる宗教です。  法そのものはあまりなくて、作法を中心に考えています。仏教でいえば、三宝帰依等に相当する考え方と言えます。  孔子の説いた儒教も紫色の光線です。

「青は思考の理性色」  

 青色は深く考えるという意味の光線で、哲学系統に多く現れています。  仏陀の思考も思弁的・観念的・形而上学的な物が多く仏教の特徴となっています。  ヨーロッパでカント等の観念論哲学も、天上界から仏陀の指導を受けていたそうです。

「緑は調和 自然色」  

 緑色は自然や調和を表す色で芸術とも深いかかわりがあります。  絵画や音楽等の天国的な物は緑色の光線のなかに含まれています。  思想的には老荘思想が非常に近いもので心の平和を重視する教えです。

「銀は進歩の科学色」

 銀色は科学技術や社会を発展させる考えが強い光線です。  人々の生活を助けるという意味では愛の思想の一部と言えます。  この光線に含まれるのは科学者や天文学や数学、建築学等もあります。  仏教の中にはもともと土木工事や医学など科学に関わる教えが多いのです。  

 そして根源なる光として黄金色の光線があります。これは主エル・カンターレの色と言われていて、すべての光線を含む色です。このように、神の世界も縦割り構造があり、それぞれの神が自分の使命を果たしているのです。人を救う神もいれば、攻撃する神もいるのです。考え事を進める神もいれば、なにも考えない価値を説く神もいるのです。 それぞれの神々の指導により、世界各地の宗教や思想が作られているようです。主エル・カンターレから降りて来た光は、9次元の大如来、8次元の如来の方を経て、7次元、6次元と伝わってゆきます。それぞれの菩薩や天使も、7色光線の何処かに入って活動しているのです。

 黄色い光線、黄金色の光線を受け持っている九次元大如来はゴータマ・シッダールタ(釈迦牟尼仏)であり、その色は法の色あるいは慈悲の色である。紫色の光線は、中国に出た孔子の光線であって、道徳の道、学問的なものの考え方、礼節、秩序を主として司っている。この流れのなかに日本神道があります。

 幸福の科学大川隆法総裁は、著書『永遠の法』の中で以下のように説かれました。

「「仏の光は七色である」と言われますが、実際、そのとおりです。そして、九次元世界においては、仏の光を七色に分けており、この七色の光が、八次元以降で、さまざまな如来を通じて、十数種類、あるいは二十数種類の光に分光されているのです。この七色の光を受け持っている九次元大如来たちの名前をあげてみましょう。中心光線である黄色い光線、黄金色の光線を受け持っているのは、ゴータマ・シッダールタ、釈迦牟尼仏です。仏陀の黄色い光線は、法の色、あるいは慈悲の色です。白色光線を受け持っているのはイエス・キリストです。イエスの白い光線は、愛としての光です。医療系の霊団はイエスの白色光線を引いています。医者や看護婦が白衣を着ているのは、偶然の一致かどうかは分かりませんが、彼らが白色光線の系列に属していることを暗示しているかのようです。赤い色の光線はモーセが担当しています。モーセの赤色光線は、要するに指導者の光線であって、政治的指導者など、世の中を律していく指導者を導いている光線です。また、赤色光線は、別名、奇蹟の光線とも呼ばれています。さまざまな現象、奇蹟を起こす場合、赤色の光線が働きかけるのです。次に、青色の光線があります。青色というのは、ひと言でいえば、哲学、思想関連の光線です。青色光線を担当している方は、一人ではなく二人います。一人は、かつてギリシャに出たゼウスです。ゼウスとして出たときには、主として文学や芸術を司っていました。芸術の光線は緑色光線にも入っていますが、その一部分は青色にも属しているのです。もう一人はマヌです。インドでは人類の始祖とも伝えられている人で、バラモンの日常生活の規範などを定めたマヌの法典の思想的源流に位置する人です。この方も九次元霊であり、思想系統を担当していますが、それ以外にも、さまざまな特命事項で活躍しています。現在は、人種問題など、地域を超えた、思想、信条の統合を役割として持っています。これ以外に、銀色の光線があります。これは科学の光線であり、文明の近代化の光線でもあります。この光線を分光している九次元如来としては、ニュートンがいます。ニュートンの生命体は、かつてギリシャにアルキメデスとして出たこともあります。このように、彼は常に科学者として地上に出ているわけですが、九次元如来として、三次元や他の次元の人たちの科学的進歩のために、一つの光線を分担しているのです。次に、緑色の光線があります。これは主として調和を司っている光線です。緑色は老荘思想の色であり、大自然の色、調和の色です。この緑色を担当しているのは、先ほども出てきたマヌと、かつて善悪二元論の拝火教を説いたゾロアスター(ツァラツストラ)という中近東の神です。彼らは、大自然のあり方、宇宙の構造、宇宙の調和、こうしたものを中心として教えを説いています。さらに、紫色の光線があります。紫色の光線は、中国に出た孔子の光線であって、道徳の道、学問的なものの考え方、礼節、秩序、こうしたものを主として司っています。つまり、上下関係、上下の統制といったものを司るために、孔子が紫色の光を分光しているのです。また、この流れのなかに日本神道があることも真実です。」

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