信仰で病気が治る

 信仰心は免疫力を高める。免疫力を高めることによって、細胞の新陳代謝を進めることもできれば、がん細胞などを死滅させることも可能です。これを強く信じることによって実際に体は変わってくる。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『超・絶対健康法』で以下のように説かれました。

「「信仰で病気が治る」ということは世界各地の宗教で起きていることです。心ある医者も、「それは現実にありうることだ」と言っています。なぜ信仰で病気が治るかというと、強い信仰心、篤い信仰心を持つと、その人の体のなかの免疫機能がグーッと上がってくるからです。(中略)どうか、信仰の力というものを、非科学的な〝まやかし″だとは思わないでください。学校の先生の言葉一つでも人間は変わります。事実として、言葉には人間を変える力があります。それは、宗教の立場、信仰の立場ではなく、それ以前の段階のレベルでしょうが、言葉には子供たちの未来を変えていく力があるのです。同じように、信仰の力には、みなさん自身の未来を変えていく力があります。信仰は、生きていく勇気や自信、忍耐する力、耐え忍ぶ力というものを与えてくれます。そうすると、体の細胞の隅々に至るまで、その力が加わり、自分の細胞が活性化してきて、免疫力がすごく強くなるのです。(中略)本書を読んでいる人のなかに病気の人がいたら、どうか、信仰の力でもって、自分自身の全身、体全体に、「自分の肉体は工場なのだ。毎日、細胞をつくっている。自分の肉体は、毎日、入れ替わっている。毎日、新しくつくり替えているものなのだ」という、強い思いを発してほしいのです。その工場が不良品ばかりをつくっているから、体が病気になっているわけです。やはり、つくり出す部品を、もっと良いものに替えていかなければなりません。「自分は、信仰の名の下に、立派な人生を生きたいのだ。世のため、人のため、世界人類のために、良いことをして、今世を全うしたいのだ。だから、力を与えたまえ」という気持ちを強く持ち、潜在意識に命じることが大事です。もし、みなさんが、こうした信仰心に基づいて、明るい心、積極的な心、そして、他の人に対して親切な心、また、自分自身に対しても努力・精進を惜しまない心、こういう心を持ち続けることができたならば、体の不具合や不調、病気などは必ず善転していきます。もちろん、(中略)地上での生命には限界がありますが、やはり、「いかに充実した人生を送るか」ということが大事であり、寿命を延ばすことだけが良いことではありません。「中身を充実させていく」という強い思念を持ち続けることが大切なのです。どうか、「信仰心というものは免疫力を高めるのだ。免疫力を高めることによって、細胞の新陳代謝を進めることもできれば、ガン細胞などを死滅させることも可能なのだ」と思ってください。それを強く信じることによって、実際に体は変わってきます」

信じる力で病気が治る

 祈りの力で、病気が治ることは実際にあります。正しい信仰生活をしていると、ほんとうに体験できることがあります。

 大川隆法総裁は、信仰による奇跡について『愛は風の如く2』で以下のように説かれました。

「みなさんのなかにも、「物質化現象」という言葉をお聞きになった方も多いかと思いますが、実在界のエネルギーが、なんらかの意図によって、地上界に物質化して現われることあるのです。たとえば金粉現象というのもそうですし、それ以外にも、霊界からみごとな宝石を出したり、あるいは薬を出したりというように、いろいろなものを出すというケースがあります。(中略)じつは、宗教によって病気が治ったりする奇跡も、この延長線上にあるのです。体内にガンが巣くっていて、そのガンが信仰によって治ったりする場合も、レントゲンで写真を撮るならば、ガンは物質的には確実にあるものなのですが、それが一瞬にしてなくなるということがありえるわけです。これなども、霊的エネルギーがはたらいて、そういう物質界のつくり変えに力を貸していると思わざるをえないのです。(中略)こうしたことが、日常茶飯事に行なわれるわけではありませんが、天上界の諸霊も、必要に応じてこうした物質化現象を起こし、生きている人たちの信仰心を強くする場合があります。ただ、なんでもかんでも物質化現象を起こしはじめると、これは地上の人間を甘やかすことにもなりかねません。なぜなら、欲しいものをねだれば、すぐ現われてくるということになりますと、彼らの地上での修行が意味を持たなくなるからです。(中略)地上人はなにゆえに地上に生まれ、赤ん坊から育って大人になって、努力して生きていくか、その意味がなくなってしまいます。それゆえに、こうした物質化現象なども、あくまでも例外措置として認められているのであり、それに意味がある場合にのみ許されていると考えてよいでしょう」