流産

 流産には、母体の肉体的な条件や精神的なものの影響で起きる場合、そして霊的な原因(子供に関わるカルマ、水子霊の障り)がある。

 しかし、過ぎ去った過去にとらわれていては、プラスの人生を生きていくことができないので、まず自らの力で立派な子供が産める身体、精神、安定した家庭環境をつくり、心の不安をなくしていくことが大事です。

 さらに、神仏への信仰に目覚めることで希望の道が拓けてくる。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『幸福のつかみ方』で次のように説かれました。

「流産の原因にはいくつかあります。まず一番目には、母体の肉体的な条件によって起きる場合です。すなわち母親の子宮のなかで育っていた赤ちゃんが、肉体的な条件があまりよくないために、残念ながら運ったなく流産してしまうことがあります。さらに、精神的なものの影響も大きいと言ってよいでしょう。お産の頃というのは、女性はひじょうにナイーブで、かつナーバスになっておりますから、ひじょうに大きな精神的ショックを受けますと、それが原因で流産してしまうことがあります。三番目に言えることは、「霊的な原因」と言ってもよいものです。この霊的な原因には二通りがあります。ひとつには、魂のカルマ(=業)とでも言うべきものがあります。前世において子供に関わるカルマを負っている女性というのも、やはりたまにはいるものです。たとえば、なんらかの手違いで前世において自分の赤ちゃんを死なせてしまった、そうしたことが深い魂の傷になって残っていた場合に、今度は自分は健全な赤ちゃんを産みたいという気持ちがあったのに、その気持ちに反して流産をしてしまうという体験をして、カルマの刈り取りをする場合もあります。 もうひとつの霊的原因は、いま流行りの「水子霊」というものです。成仏していない子供の霊たちが障りとなって流産を引き起こすということがあるかどうか、という問題になります。これも、まったくないといえば嘘になってしまいます。私は、世に流行っている水子供養のようなものには、金もうけのために商売としてやっているものがあまりにも多いので、あまり賛成ではありませんが、現実にはそうした子供の霊たちでも、迷っている者がいることは事実で、そうしたものの障りによって流産などが引き起こされることもあります。あなたの場合、いったいどれが原因かわかりませんが、いずれにしても過去は過去です。もう過ぎ去ったことは過ぎ去ったことです。そればかりにとらわれていますと、これからプラスの人生を生きていくことができません。ですから、以上すべてのことを考えあわせた上で、まず立派な子供が産めるような身体づくりをすること。そして身体づくりの次には精神づくりです。明るく、温かで、豊かな精神をつくっていくこと。そして子供を産み育てることができるような、そうした、安定した家庭環境をつくっていくこと。経済的にも十分な基盤をつくっていくこと。そうした、自分の心の不安をなくしていく状況を、みずからの力によってつくっていくことが大事です。それと、こうした不安に心揺れている人に、どうしても言っておきたいのが、信仰ということです。あなたは自分ひとりで闘おうとしているけれど、じつはあなたには味方がいるのです。強い強い味方がいるのです。それが神仏といわれている存在です。神や仏といわれる偉大な存在があなたを支えているのですから、あなたは怖がる必要はありません。あなたは、そうした霊の障りなどに恐れおののく必要はまったくないと言ってよいのです。ですから、まずみずからの心を明るく照らし、そして、神仏への信仰に目覚めることです。そうすれば、かならずや希望の道が拓けてくるものだと、私は考えております。」

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