霊界の裏側

 天国の中に裏側の世界があります。

 天上界には、表の勢力(エル・カンターレ霊団)と裏(エンリル系レプタリアン)の勢力があります。

 表と裏の違いについてですが、表というのは「動機」が中心の世界で、天上界側からの考え方なのです。「その人を幸福にしたい」とか、「日本の国をよくしたい」とか、動機があってはじめていくのが「表」です。

 「裏」はなにかというと、結果中心です。ここは結果中心なので、方法論に長けてくる。たしかに方法論は大切なのですが、そのときに結果に固執するあまり、動機がとんだら「裏に入ります」と言われているのです。 

 光の神の正義は「正しさこそ正義」であり、弱者を助け、文民を守るものです。  対して、闇の側の正義は「力こそ正義、勝つ事こそ正義」であり、支配者として君臨するものなのです。

 一つの例を挙げると、ユダヤ(旧約)の神々が、この力こそ正義の裏側の神が多かったが、イエスキリストが生まれることによって流れを断ち切って表側にした。  新約と旧約では地球霊系団の表側と裏側との線引きがある。主流系霊団と裏側系の霊団の主導権争いというのが、地球ではたくさん起こっているのです。

 なぜ、日本は日露戦争や太平洋戦争で「八紘一宇」と称してアジア人を解放する戦いをしたのかというと、実はこの正義の戦いの神が日本の司令官だったからです。  欧米の植民地政策、白色人以外は奴隷であるという力こそ正義という、闇の正義を打ち砕く戦いだったのです。当時の地球の流れであった帝国主義の流れを、日本が暴れる事で断ち切ったのです。

 表側と言うのは、光の指導霊、諸菩薩、諸如来の世界です。裏側と言うのは、霊エネルギー的には菩薩や如来に匹敵するのですが、わがままな祟り神や、いわいる妖怪や仙人、魔法使いの住む世界です。霊光線的に言うと、主に赤色光線に属するものです。

 

赤色光線系とは  

 赤色光線とは何かというと、その元は「神がこの世界よ在れ」と念じた「情熱」に関係するものだろうと思います。この力が実際に作用するのは、「物質化」ということです。神がこの宇宙(三次元、物質宇宙)を在らしめるにあたって、「有れ」と念じた。これが人間の力として現れると、軍事、政治、経済、法律、警察、スポーツ、格闘技、ジャーナリズム、話芸、等になります。これは人間の社会でも「有らしめる力」、存在を主張する「強さ」として現れます。赤光線系の人の特徴に「強情さ」がありますが、これは存在を確立するまで一歩も引かないという現われかたであり、物質化や目標達成といったことにつながるものです。

 例えば、エジソン、ディズニー、プラトンと言われる方は8次元如来界の方ですが、エジソンは銀(科学)が主体の方であり、ディズニーはおそらく緑(芸術)光線が主体の方であり、プラトンは青光線(哲学)主体の方です。しかし、彼らを単なる技術者でなく如来までに押し上げているものは、複光線として持っている赤光線によるものです。すなわち、この光線を持っていると、経営ができ、資金面や事業面で安定してくるのです。プラトンは特に政治のわかる方でした。例えば、プラトンと対照的にソクラテスと言われる方は、純粋に哲学者であるかもしれませんが、この世的には毒を飲まされて死にました。ディズニーと違い、多くの芸術家がこの世的に苦難な事が多いのは言うまでもありません。ピカソと言う方は赤光線もふんだんに持っている魂でした。その人生を見ると、同じ芸術家でも成功の仕方に違いがあるのがわかる。つまり、赤光線を持ってると言うことは、この世的な力を持っていると言うことであり、この世的な成功を期待できると言うことです。これは、「物質化の力」を持っているということであると思います。霊的に言うと超能力や霊能力、魔法使いの分野になります。

 

モーゼとエンリル  

 霊界で赤光線系のトップと言われる方、9次元霊はモーゼとエンリルと呼ばれる方です。モーゼの考え方は「正しいものは強くなければならない」ということです。モーゼの「十戒」は有名です。「十戒」はトーラーとも呼ばれますが、もともとは150位もの戒律があり、後の人が「十戒」としてまとめたらしいです。この戒律が、現文明の人類に初めてもたらされた法律と言われています。この赤光線は、表側として現れると、こうした法律や、警察、国をまとめるための軍事的英雄や政治家として現れます。あるいは、経営者や商人もそうです。ミカエル等も主な活動はこうした赤光線系の軍事を担当する方であり、魔軍掃討の任務をしているそうです。警察官として現れるような人は、不動明王と霊界では呼ばれています。悪魔や悪霊を、力をもって追い払ってくれるような方です。

 

エンリルとゼータ星レプタリアン系地球人  

 赤光線系のうち、「裏側」と呼ばれる頂点の方がエンリルと呼ばれる9次元霊です。この方は、地上には、中国仙人の左慈、日本の役小角(えんのおずの)、中東の砂漠地帯でジンと呼ばれているいわいる魔人として現れています。東洋では仙人系、西洋的に言うと黒魔術、魔法界のトップの方です。これらの世界を裏側と呼んでいて、表側のいわいる普通の人達が生活する空間と縦割りで違う世界になっているわけです。かつて地球の文明にガーナ文明という文明が、76万年前から2万年ほど、アフリカと南米の間あたりにあったそうです。この文明が超能力を主体とする文明で、このころの人体には額に第三の眼(器官)があり、6種類の器官と種族で、6種類の能力があったそうです。

 この文明の時に人類を主に指導していたのが、赤光線のモーゼだったと言うことです。ですので、例えば物質化を行うサイババなども仙人ですが、これら超能力というのは実は主に赤光線系に属するものだと考えていいです。つまり、「超能力と呼ばれるものは、霊的なものを物質化すること」を指していると思われます。このエンリルと呼ばれる9次元霊ですが、3億6千万年前にゼータ星から渡ってきたレプタリアン系の長です。このゼータ星レプタリアン系で有名なのが、ミカエル、ガブリエル、ルシフェルという7大天使です。元々ゼータ星という所は、戦闘と科学(軍事)の強い弱肉強食の星で、レプタリアン系宇宙人は共食いもしている人食い人種(肉食種)です。彼らが地球に渡ってきて死んだ後、その霊的自己イメージが低く、妖怪や仙人、鬼等になっていったのです。その種族の特徴が、物質的、戦闘的な超能力として裏側として流れているのです。実際は元々地球の神であったエルカンターレと、その主流霊系団である表側のほうが、権威も格も高いです。レプタリアン系の霊団は、キリスト系(新約)ではなくて、ユダヤ系(旧約)です。人数も地球人口のうち、2千万人くらいしかいません。荒神、祟り神として、現在もイスラエル、パレスチナで民族紛争という問題を起こしてもいます。

 

日本の裏側霊界  

 日本という国は、裏が表かと思うほど裏側の力が強い国だそうです。意外と軍事面が強いからかも知れません。  占い師なども裏側です。西洋などでも占星術師とかそうですし、ノストラダムスも実は霊界で一人洞窟に住んでいたりして裏側の人らしい。仙人的特長は何かと言うと、影響力や力が強く、金儲けがうまく、あまり愛が無いということです。

 単に目立つだけ、力を誇示するだけ、というなら、これは仙人や魔法使いの類であり、芸能界とは基本的にそちらの世界である、という事です。芸能界と言われる世界はほとんど裏側の世界だそうですが、同じような世界で、例えば日本の霊界には竜宮界という世界があります。これは、世界にも数ある海に関係する霊界なのですが、実際にここにいるのは弟橘媛と呼ばれる方です。この方は、ヤマトタケルの命の妻として、日本をまとめる遠征に従軍した折、海が荒れたので神の怒りを静めるため、海に身投げした方です。その後、日本の世界で、いわいる妻の鏡、日本人的妻の手本として、竜宮界という心が澄んでるということなのでしょうが、そうした世界にいる人です。海関係の霊界は女性に関係した世界が多いと思われます。竜宮界という世界は、おそらく浦島太郎の覗いた世界そのものであろうと思います。地上の世界で、竜宮界出身の方が何をしているかと言えば、アナウンサーなどをやっているそうです。

 次にあげられるのが、格闘家やスポーツマンです。これは主に天狗や仙人になります。昔なら、お相撲さんとかが天狗でした。

 天狗と言うのは力自慢で、仙人は技自慢と言うことです。霊界で実際にどうなるかと言うと、天狗と言うのは互いに念力で吹き飛ばしたりします。  念の弱いほうが吹き飛ばされるわけです。

 次にあげるのは、マジシャンの世界です。妖怪というのは、人を驚かせたりびっくりさせたりすることに関心があるそうです。そういう心の傾向性がマジシャンなどに現れているのでしょう。

 サイババは実際超能力もあるらしいのですが、マジックも使っているらしいです。物質化するということはとてもエネルギーの要ることなので、毎日はとてもできないということかららしいです。肝心なのはこの超能力もマジックもカテゴリーとしては同じ赤光線ですし、そんなに違わないと言うことです、要するにおとなりさん同士なわけです。モーゼ自身も杖をヘビに変えたりしてましたし、物質化系統としてそんなに違わないのでしょう。

 

霊能者の世界について  

 法理論を中心にすれば表、霊能力一辺倒だと裏側。表側はまず心の調律を第一とし、綺麗な心で高級霊と対話し、智慧をさずかるのを目的とする。裏側は霊能力を誇示するやりかたなので、悪霊にやられやすい。  物当てとか空中浮遊とか言葉が聞こえたりとか、動物霊とか悪霊だったりする。言葉になって聞こえるもの、体の外側で起こる事象はほとんど悪霊。高級霊や守護霊は、言葉にならない光の意思として内側から伝わってくる感じ。表側は、普通の世界でも、例えば仕事に使えたり、人間関係改善のインスピレーションだったりする。普通の生活が成り立たなくなる、霊障だったり千日回峰だったり滝行だったりといった超能力信仰は裏側であり、仏教的な言い方をすればそもそも外道。霊障の経験で言えば、心の調律をして悪霊と会わなくならない限り、治りません。  裏側的に何か憑いてるものの神通力で悪霊を追い払ったり、というやり方では、そもそも悪霊自体いなくなる事はありませんし、いつか限界がきてそれより大きな悪霊がきたら終わりです。霊能力に頼るやりかただと、規模が拡大してもっとひどくなります。基本的には霊現象にたいして無視するのが消す方法だそうです。悪い思いと行いを遠ざけ、反省業をして心を綺麗にするしかありません、それが私の答えです。「無念無想」ができると、悪霊をのける事ができるようになります。霊現象というものの多くは、聞こえたり見えたりといった、要するに物質化のほう超能力のほうですが、こちらはこの世的に近いので、悪霊とか動物霊が多いのです。例えば千日回峰と言っても、これは考えてみれば動物が自然にやっていることであり、実際は動物霊に近いありかたです。

 心の調律をせずに霊能力を求めると、動物霊や悪霊に憑依されるのがほとんどだからです。裏側の人というのは、目に物をみせて驚かせたりして、それでわからせようとするそうです。これは一面悪いことばかりではなくて、やはり影響力として、人々に目に見えるものだけでは無いとわからせる面では、仕事をしている面があるそうで、それで一応裏側ではありますが、高い世界もあるそうです。出口王仁三郎なども、今裏の世界に帰っているそうです。

「仏法真理」へ戻る