人間関係調整の原理

天の蔵に徳を積む

 世の中に徹底的な悪人はいない。誠心誠意 仕事に臨んでいけば、そこで結果が出なくても、上司あなたの人柄を必ず認めている。それが違うところで道を開いていくことになる。

 失敗して、もうだめだという状況でも、不撓不屈の精神で前進していれば、人は見方を変え評価するようになるものである。

 努力が認められなかったとしても、その努力は必ず何かのかたちで残る。合格点ではなくとも確実に点数を得ているのです。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『幸福の革命』で以下のように説かれました。

「「世の中に徹底的な悪人はいない」と私は思います。
 みなさんを拒絶するように思える人、みなさんに冷たく当たるように思える人がいても、その人に対して何らかのアプローチをする際には、誠心誠意、臨んでいくべきです。
 そうすれば、たとえその案件においては受け入れられなかったとしても、こちらの人物、人柄というものを相手は必ず認めてくれます。
 そして、その時点では自己実現ができなくても、人柄を認めてもらったことは、どこか違うところで必ず道を開いていくことになるのです。
 これが「天の蔵に徳を積む」ということです。そうしたことは必ずあります。
 世の中の人は、決してオール・オア・ナッシングで人を見てはいないのです。「いまは時節が到来していないが、この人はなかなか見どころがある」という見方をしています。それに気がつかなければいけません。
 一度失敗したからといって、「自分はもうだめなのだ」と思ってしまわないことです。
 通常であれば「もうだめだ」と思うような状況であるにもかかわらず、不撓不屈の精神を持って前進している人に対して、人は見方を変えていきます。
 「『この人はせいぜいこの程度の人間だ』と思っていたが、意外な面がある。もしかしたら、なかなかの人物かもしれない」と思うようになるのです。
 努力をしても、それが認められる場合と認められない場合があります。また、成功と失敗という姿が現われることもあります。
 しかし、努力したならば、それは何らかのかたちで必ず残っているのです。オール・オア・ナッシングということはありえません。
 もちろん、案件ごとに合格点はあるでしょう。合格点が何点なのか、八十点か、九十点か、九十五点か、それはトライしている人には分かりません。
 ただ、努力しているかぎり、少なくとも零点ではなく、五点なり十点なり、五十点なり六十点なり、確実に点数を得ているのです。
 世の中にはいろいろな仕事がありますけれども、どの仕事に携わる人であっても、上に立つ人はこのような見方をしているだろうと思います。」

 また、大川隆法総裁は、『成功の法』で以下のように説かれました。

「まず、筆頭に、「上司を尊敬する」という言葉を挙げたいと思います。これは非常に大事なことです。ビジネスについて書かれた書物は数多くありますが、真っ先に「上司を尊敬する」という心得を出した書物は、そう多くはないと思います。私は、これは大切な要であると思うのです。
 ビジネスで成功しない人というのは、結局において、上司を尊敬していないのです。
 確かに、上司となっている人にも人間的な欠陥はあるでしょう。欠点もあるでしょう。あなたから見ていて不満に思うことは幾らでもあるでしょう。
 ただ、そうでない面もあるのは事実なのです。そして、その人が自分の上司をしているということは、その人を「有能な人間だ」と判定している人が、またその上にいるということなのです。
 したがって、もし、あなたが、上司を完全に無能呼ばわりし、「まったく取るに足らない、欠陥だらけの人間である」と思うなら、あなたは、その会社で、あるいは、その社会で、その組織のなかで、成功することはないと思って間違いありません。
 上司のよいところと悪いところを比べてみて、「やはり、よいところが、はるかに多い」と見えるようでなければ、あなたの成功はおぼつかないと思って間違いありません。
 「自分より、はるかに落ちる人が上にいる」と思いつづけるならば、あなたも不満が続くでしょうし、おそらく、あなたの上司になっている人も、おもしろくない日々が続くでしょう。双方がおもしろくない関係であって成功することは絶対にないのです。
 したがって、私は述べておきたいのです。あなたから見て 「大したことがない」と思われる上司であっても、現に、その立場にあるということは、いままでに、あなた以上の実績を積んできたことが必ずあるのです。その実績に対して、また、彼の持っている有能な面に対して、まず尊敬する気持ちを持つ必要があります。」

 仕事で成功したいのであれば、まず上司を尊敬すること。

 上司に反発している場合、自分は上の人への反発心が強すぎるタイプではないかと反省すること。

 どんな上司にも反発してることに気づいた場合、それは自分を大成させる性格ではないことを知り、上司のよいところを努力して見つけるようにすること。

 それでも、そういう上司を自分の上に置いているトップまで尊敬できないような場合には、その組織を去るべきである

 総裁は、『幸福の革命』で以下のように説かれました。

「自分より上の人を尊敬することは、ビジネスにおける成功法の一つなのですが、世にあるビジネス書では、この点にあまりふれていません。
 しかし、上司を尊敬するタイプでなければどうなるかは、立場を変えてみれば分かります。自分が上司である場合には、やはり、自分を尊敬し、よく働いてくれる部下を欲するのです。
 「人によく使われる人が、人をよく使えるようになる」 これがビジネスマンに与えられた金言です。
 人に使われることを知らなかった人は、人を使うことはできません。
 いまの自分が人に使われる修行の段階にあると思うならば、よく使われること、よく仕えることが大事です。
 そうすることによって、上司の気持ちが分かってきます。
 また、「自分が上司となったときには、どのように部下と接すればよいか」ということも分かってきます。
 この考え方をはずしてはなりません。
 上の人に対する反発心が非常に強い人は、この点をよく省みることが必要です。
 自分の上にいる課長や部長、役員などに対する反発心を抱き、「あの人は能力もないのに、あそこまで出世した。能力的には自分のほうがずっと上なのに、あの人は上手にお世辞を言って上に取り入り、出世した」などと考えている人は、決して大成することはありません。
 そうした人が出世した場合には、「自分は自力で出世した」と思っていても、あとに続く人から必ず同じように見られます。
 人を裁く人は、自分も人から裁かれるようになります。
 したがって、人のなかにあるよきものを、努力して見つけていくことが大切なのです。
 しかし、上司だけでなくトップまで尊敬することができず、いまの待遇に甘んじることがどうしてもがまんできない場合には、「その組織を去るべきときがきた」ということです。
 その組織が、そのなかで働く多くの人に活躍の場を与えているのであれば、上の人に対してどうしても納得がいかないというのは、その組織が悪いというより、そこは自分のいるべき場ではないということなのです。
 その場合は、自分のほうが場を替えるべきです。」
(90~93ページ)

 

人間関係調整の原理

 「人間関係調整の原理」を知ってこれに沿って動いていくのが、職場で出世する秘訣であり、長生きしていく秘訣でもある。それが仕事上の成功の道である。

 この「人間関係調整の原理」に配慮するのは、ビジネス社会における大事な「智恵」の一つである。それは上司に対する部下としての「愛」でもある。

 大川隆法総裁は、『感化力』で以下のように説かれました。

「職場では、自分の上司の判断を間違いだと思うこともあるでしょう。しかし、立場をわきまえずに、ずけずけと意見を言ったりすると、すぐクビになります。
 そこで、一つの「人間関係調整の原理」が必要になります。それは、「他の人との距離の取り方に気をつける」ということです。これが大事です。
 別の言葉で言うと、「立場の違いを認める」ということです。この原理がなければ、職場における秩序は保てません。
 特に、正義感で行動するタイプの人には、相手と同じ土俵に上がりたがる傾向があります。誰に対しても同じ距離を取り、相手が横綱であろうが大関であろうが、「裸でぶつかれば一緒だ」と考えて、同じ土俵に上がり、相手と取っ組み合いを始めるのです。
 しかし、それでは絶対に出世しません。立場の違いを考え、相手に応じて距離の取り方を変える必要があります。これは職場における〝長生き″の秘訣でもあります。
 「あの人は間違っている」と思って意見を言う場合でも、その人との距離をしっかりと見極めて行動することが必要です。それをせずに、同じ土俵で戦ったならば、失敗の原因になります。
 相手に近寄ってよい範囲というものがあるのです。たとえば、相手が部長で自分が課長ならば、両者の立場の違いをわきまえた上で、ものを言わなくてはなりません。ところが、部下が上司と同じ土俵に立ったりすれば、組織の論理によって、部下はその職場にいられなくなるのです。
 相手が上司であれ部下であれ、他の人を批判する場合には、自分の位置を確かめ、相手との距離に応じて、ものを言うことが必要です。そうでなければ、その職場で長くはもたないのです。」
(18~20頁)

 あなたに厳しくあたる人のなかに、むしろあなたを愛してくれている人がいる。

 あなたのあり方がまわりに嫌われているようなときに、あえて苦言を呈してくれる人がいる。これに気づかなければならない。

 総裁は、『幸福の科学原論②』で以下のように説かれました。

「むしろ自分に厳しくあたってくれた人のなかに、本当は自分を愛してくれていた人がいたということを知ってください。真実そのとおりなのです。他人に対してこういう厳しい姿勢をとるということは難しいことなのです。
 なぜかというと、人間には根本的に人によく思われたいという気持ちがあるからなのです。人によく思われたい。思われたければどうするかというと、厳しいことは言えないのです。言わなくなるのです。そのほうが利口だし、上手に生きられるからです。あえて言ってくれた人に対して、あえて怒ってくれた人に対して、やはり学ぶべきものがあるし、敬意を表さねばならないのです。こういうことにもどうか気づいてください。
 とくに女性の方は、このへんがわからないのです。いま述べたように、男性にはそういう高等戦術があるのです。憎くもないし、本当はかわいいと思っているし、本当は認めていても、人前で怒ったりするような男性というのはいるのです。こういう人はそうとう腹のある人です。女性はこのように厳しく言われたりすると、「ようするに私が嫌いなのね。」と思い、プンとして外を見て、意地意をしたり、邪魔をしたり、言うことをきかないなどということをけっこうするのですが、もし男性の上司で怒る方がいたなら、なぜそうされるのかをよく考えてみてください。
 それは、必ずしもあなたを嫌いだからということではなく、現在のあなたのそのあり方が、他の女性から見てどこか浮き上がっているようなことがあると思うからなのです。嫌われているとか、本当はものすごく陰口を言われていながら、本人が気がついていないだけとか、こういうことはたくさんあります。このようなときに、あえて苦言を呈する人がいるのです。これに気づかなければなりません。意地悪されているだけと思ってはいけません。男性にはそういう考え方ができるのです。」
(203~205ページ)

 

上司とうまくいかないとき

 まず、自分に問題がないのかを一度じっくりと振り返ってみるのが大切ということ。

 総裁は、『「幸福になれない」症候群』で以下のように説かれました。

「上司とうまくいかない原因の一つは、我の強さにあります。
 あなたはあまりにも我が強いのではないでしょうか。「会社というところは、個人の人格を認めるためにあるのではない」ということを、あなたはまず知らなくてはいけません。会社は、組織として生き残っていくことや、さらなる発展を目指すことを目標としているのであり、あなたの自己主張を認めるためいにあるわけではないのです。
 もう一つ言えるのは、「人を裁く傾向のある人が上司との対立を招きやすい」ということです。こうした人は、自分のなかに「強きをくじく性格」がないかどうか、よく考えていただきたいのです。
 強きをくじく性格のなかに、実は自分自身の劣等感があることを知らなくてはいけません。どこか魂のなかに傷ついた面があり、強い者を見ると負けそうな気がするため、なんとかしてそれをはね返したい気持ちが起きているのです。
 それは、どこかで挫折や失敗をした経験があり、その記憶がにじみ出してきているのでしょう。「自分より優れた者を認めたくない」という気持ちがあるのです。
 しかし、そうした気持ちは、その人の向上には決してつながりません。そうした性格の人は決して偉くなることはないのです。」
(223~228ページ)

 たとえ心境が高くない人であっても、自分より心境の高い人を批判することはできるのであって、あなた以下の人物であっても、あなたの欠点を見いだすことは簡単にできる。

 あなたの上司が あなたの欠点として見つけ出したことは、必ずしも外れているとは言いがたい。

 上司は自分の先生に当たると心得て、自分に足りないところがあるなら、しっかり教えてもらおうと考えていくべきです。注意されたところに、自分として改良すべき点が何かあるのではないかを じっくりと考えていただきたい。

 大川隆法総裁は、『成功の法』で以下のように説かれました。

「まず、「上司は自分の先生に当たるのだ」と心得るべきです。そして、「自分に足りないところがあるならば、しっかり教えてもらう」ということを考えていくべきです。
 人間というものは、たとえ、心境がそう高くない人であっても、自分より心境の高い人を批判することはできるのです。この事実は、「部下であるあなたが上司を批判できるのと同様に、上司もあなたを批判できる」ということを意味します。
 あなたは、将来、会社を背負って立つような、偉大な人物かもしれません。そのような人材かもしれません。また、あなたの上司である人は、いまのポストが最後で、もう先がない人かもしれません。
 しかし、部下が上司を批判できるように、上司もまた部下を批判できるのです。「偉大でない人であっても、偉大な人を批判できる」ということは、歴史が証明しているところです。また、その批判は必ずしも当を得ないものでもないのです。
 そうであるならば、あなたの上司の椅子に座っている人が、あなたの欠点として見つけ出したことは、必ずしも外れているとは言いがたいのです。もし、上司があなた以下の人物であったとしても、あなたの欠点を見いだすことぐらいは簡単にできるのです。
 そのため、もし、あなたが、尊敬していない上司から注意を受け、説教を受け、いろいろなことを怒られたとしても、それを不当だと思ってはいけません。彼にも、あなたの欠点は見えるはずなので、「そこに、自分として改良すべき点が何かあるのではないか」ということを、じっくりと考えていただきたいのです。」
(120~121ページ)

 

人間関係を良くするには

 人間関係を良くするには、「人間は不完全な生き物だ」という事実をまず認める必要があります。その上で、「自分も、他人もOKである」という肯定的な人生観を持つべきです。

 たとえば、「自分はバツ(否定)、他人はマル(肯定)」の人生観を持つ人は、一見人当たりがよさそうですが、自信を欠き、周囲に振り回される傾向があります。一方、「自分はマル、他人はバツ」の人は、規律重視型でリーダーシップはとれますが、その反面、他人に批判的な「きつい人」です。

 社会では、苦手な相手とそれなりにやっていかざるを得ないものですが、まず自分が「マル、マル」になろうと決意することが大切です。そうすれば、そんなあなたに相手は感化されます。では、「マル、マル」になるにはどうしたらよいか。それは、「マル、マル」な人と付き合って、「マル、マル」という生き方以外ありえないという常識を身に着けるのが一番です。

 

笑顔や温かい言葉が必要

 人間関係がこじれるのは、相手が自分に従わないとか、相手から同じ考え方や価値観を持つよう強制されたときでしょう。そんなとき、叱ったり批判したりすると、相手は表面上変わったように見えるかもしれません。しかし、相手の心は変わるどころか反発するので、いよいよこじれてしまいます。

 人間関係を良くするには、他人を「マル」と考えること、つまり、意見の違いがあっても相手の感情だけは肯定することが大切です。この行為を心理学用語では「承認」といいます。

 承認の応用例としては、クレーム処理が挙げられます。お客様は「返品する」「金を返せ」といろいろなことを言います。受け入れられないクレームに対しても、相手の感じたに違いない感情だけは積極的に肯定し、相手が落ち着いたところを見計らって、「では、こういうやり方で対応させていただくのはいかがでしょう?」などと言えば、極端なクレーマーでもない限り「この人は誠意があって好意的だ」と怒りが収まるわけです。

 まず相手の感情を肯定すること。そうすれば、考えという理性の部分はけっこう調整が効くものです。感情が無意識の働きで、理性が意識の働きですが、感情(無意識)が圧倒的に理性(意識)に優先します。良い人間関係を築くには、相手の感情を肯定し、いたわってあげればよい。

 その具体的な方法が、「笑顔」や「温かい言葉」による承認です。相手の感情をいたわる承認の言葉によって、相手は意気に感じ、動いてくれます。また、承認には必ず承認が返って来ます。承認が承認を呼んで承認が文化として根付いている組織は、雰囲気が良くて業績も良いものです。

 

自己承認できて幸せになる「立志」も不可欠

 また、自分自身を「マル」と考えることを自己承認と言います。人は自分を肯定し、いたわることで、はじめて幸福感を感じ、自分の能力を十二分に発揮できるようになります。

 自己承認できるためには志を立てる「立志」も欠かせません。人間は漫然と生きて、自分をいたわるだけの人生では心からの喜びを得られない。志や使命を持っている自分こそ心から承認し、愛せるわけです。

 悩みを抱える人のなかには、「一日も早く、嫌いなあの人が目の前からいなくなればいいのに」と考える人もいるかもしれない。前述の体験談からも分かるように、「嫌いな人」がいると、自分自身の心が波立ち、落ち着かない日々が続く。だからといって、そうした悩みが一切存在しないことが本当に望ましいかと言えば、そう言えない面もある。

 大川隆法総裁は、人生の基本的な二つの目的として、「自己発見の旅」「他者とのかかわり」を挙げ、次のように指摘する。

「他の人の存在がなく、自分一人だけでいても、自分自身を知ることは、なかなかできません。考え方や意見の違う人、好きな人や嫌いな人など、いろいろな人がたくさんいて初めて、自分自身というものが分かります。他人は自分の思うようにならないものですが、いろいろな人がいるということは、自分自身を教えてくれるという意味で、ほんとうにありがたいことなのです」(『幸福の法』)

 また、総裁は人間関係についてこうも述べている。

「人間関係を良好にし、幸福な方向へ導くには、一円のお金も要らないし、汗水垂らして努力する必要もないのです。必要なのは、心の態度を変えること、そして、具体的な、ささやかな好意を示してあげることです。それが大事です」(同)

 人間関係を良好にするのは、さまざまな方法やアプローチがある。だが最終的に行き着くところは、自分自身の「心の態度を変える」ことであり、すべての問題の解決のヒントがそこに集約されているのです。

 

人間関係に悩む人に贈る「一転語」

・粗探しをやめて、相手の長所を認め、相手をほめる気持ちを持つことです。それを口に出して言うことができないならば、心のなかで思うことです。そうすると、相手のほうも、ちょうど同じ時期に同じようなことを始めます。(『希望の法』p.162)

・自分がきらいになる人や、自分と対極にある人のなかにこそ、学ぶことは多いのです。(『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』p.125)

・自分とよく似ている面があるからこそ、その人の嫌な部分が非常によく見えてくるのです。自分と似ていなければ、本当はその人の短所は分かりません。(『勇気の法』p.171)

みなさんを苦しめているもののなかに、人に対する裁き心や憎しみ、怒りなどの感情があったなら、どうか、それを乗り越えてください。「許す」ということは、あなたが幸福になるために必要な条件なのです。(『ストロング・マインド』p.133)

・人を愛するほう、人に与えるほうに思いを切り替えたならば、その「観の転回」をすることによって、結局、人生において不幸が消えていくのです。むしろ、それは幸福の創造なのです。(『幸福の法』p.154)

参考

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