物事を前に進めていくために

 できない言い訳を並べる癖が強い人が多いので、これをチェックして、考え方をプラスのものに入れ替える習慣を身につけることが大事である。

 法律や条例、校則や会社の規則などをはじめとして、世の中は、できないことに満ちている。

 ネガティブな規制から、どう自分を解放していくかという発想から入っていかないと、物事は前に進んでいかない。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『忍耐の法』で以下のように説かれました。

「今の日本人全体に言えることではありますが、とにかく「できない言い訳」を並べる癖が非常に強いので、習慣として、それをチェックすることです。つまり、「できない言い訳を言っているな」ということに自分で気づいて、この考え方をプラスのものに入れ替える習慣を身につけることが大事なのです。
 世の中は、できないことに満ちています。たいていの場合、法律や条例が人間を縛っていて、「あれをしてはいけない。これをしてはいけない」ということばかり書いてあるわけです。例えば、校則や会社の規則にも、そういうことばかり書いてあり、「これをしてもよい」ということは、めったに書いていません。
 また、会社の内規などには、「誰であれば、ここまでしてもよい」という権限の枠はあっても、「誰でも、これをしてもよい」というものは、まず載っておらず、「新入社員はここまでしてもよい」というような会社の内規などはめったにないものなのです。
 ただ、「決裁の権限は、数億円まではある」とか「数千万円まではある」とか、「これ以上はいけない」とか、そういうものはあるでしょう。
 それ以外でも、「未成年者はタバコを吸ってはいけない」とか、「お酒を飲んではいけない」といったものもありますが、逆に、「これをしてもよい。あれをしてもよい」というものは、そんなに決められていないことが多いと考えてよいと思います。
 したがって、「ネガティブな規制から、どのように自分を解放していくか」という発想から入っていかないと、物事は前に進んでいかないわけです。」
(126~127ページ)

「私は幸福の科学をつくるために、一円も使っていないのです。今から三十年以上前に会社を辞めたとき、教団をつくる資本金にしようと思って、独身にもかかわらず、退職金や貯金を三、四百万円は持っていました。
 そのお金はまったく使うことなく幸福の科学を始めて、ここまで大きくしました。
 これをどうやって成し遂げたかということですが、『Think Big!』の「あとがき」にも書いてありますが、Think Big!(大きく考える)ということです。それから、Be Positive(積極的であれ)ということ。常に積極的に考えるということが、非常に大事だったと思います。さらに、Be Constructive(建設的であれ)ということです。
 明るく、建設的で、積極的な考え方を持ちながら、そうやって向上を目指していれば、必ず大きくなっていくし、それは必ず収入の増加を伴うものです。」(『人格力』より)

「幹と枝葉を見分けられること。あるいは、普通の人が考えないようなところまで徹底的なこだわりを持っていること。
 ここ一番のとき、リスクを取るだけの踏ん張りと、勇気、大胆さがあること。
 成功しても謙虚であり、さらに厳しい目標を持ち、乗り越えようとする気質を持っていること。
 自分の仕事以外にまで責任の範囲を広げて考えられること。
 夢を実現していくために、目標を立てて、具体的に詰めていけること。」(『稼げる男の見分け方』より)

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