細分化の原理
幸福の科学大川隆法総裁は、以下のように説かれました。
「例えば、会社の経営問題であれば、それは、かなり大きく、非常に複雑だと思われます。経営全体の問題などには、やはり、「細分化の原理」を使わなくてはいけないでしょう。
こういう場合、問題を細分化して、いったい何が本当の問題なのかを見抜かなければなりません。はたして、人材の問題なのか。借金の問題なのか。それとも、新商品が開発できない苦しみなのか。「売り上げがあってもお金を回収できていない」、要するに、「売り上げだけ立って、現金が入ってきていない」という「回収力の弱さ」が原因なのか。あるいは、他にライバルが出て、客を取られているためなのか。
最大の問題と思っていたものでも、細かく分けていけば、幾つかに、バラバラになっていくでしょう。そして、自分に力があるならば、このなかで、いちばん重要な問題を押さえればよいですし、それほど力がなければ、解決のつきやすそうなところから順番に片付けていけばよいわけです。」(『忍耐の法』)