自己投資

 会社が小さい時期は、身内を中心とした社員構成にならざるを得ないことが多い。小さな会社が潤沢な人材を得ることは ほぼ不可能だからです。

 したがって、この時期に会社の業績を伸ばすには、自身の能力を伸ばすしかない。

 小さな会社の場合、経営者の能力で会社の発展が決まる以上、最も有効な投資は、自分への投資となる。特に、不況期には、自己投資の効果は大きい。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『常勝の法』で以下のように説かれました。

「不況の時代において、最も効果的に投資は何かというと、やはり人的投資なのです。自己投資がいちばん効果を生むのです。

 やがて景気はよくなっていくでしょうから、そのときに利子を生むようなものに投資をしておかなければいけません。」(P-228~229)

 会社が小さい時期は、社長が一人で何もかもしなければならないため、実際には忙しくて勉強する時間が確保できないことが多い。しかし、「だから仕方がない」と考えてしまうと、会社はいつまでも小さいままになる。忙しいなかに、知恵を働かせて時間を確保し、自己投資に励む経営者が会社を発展させるのです。

 自己投資をする人は、どのような状況でも自己投資をする。「暇になったら」「落ち着いたら」「時期が来たら」と言って勉強を始めない経営者は、いつまでも発展できない。出来る時の自己投資なら、他の経営者もやるため、大きな差は出ない。通常なら出来ないような時期にやるからこそ、大きな差が生じて成功につながるのです。

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