事業の適性を見極める

 起業する際には、どの事業を選ぶかという判断もありますが、人には向き・不向きがあるため、自分の適性を見極める必要があります。

 幸福の科学大川隆法総裁の書籍『経営の創造』(P-22~48)で、5つのポイントが紹介されております。  

 ・ほめられたことを思いだしてみる

 ・街のなかでいろいろなものを見て、何が気になるか

 ・好き嫌いが出るもののなかに「才能」がある場合もある

 ・何も感じないなら、その業界に向いていない

 ・他の人と感覚が違うところは何か

 日頃の行動を振り返って、自分自身の強みや関心領域がどこにあるかを分析しておくことが大切です。

「元手というのは お金だけではありません。知識も経験も元手なので、学生起業家あるしは学生が終わってすぐに起業するような人の場合は、できれば学生時代にアルバイト経験はしたほうがよいでしょう。

 自分が起業したいと思うものと種類が一致しているもののアルバイトなら、一つのところでも構わないと思います。そうではなく、特にまだはっきりとしていないなら、二つ、三つ違った業種のアルバイトをやり、「マニュアル」や「人の動き方・使い方」「金銭感覚」「顧客対応の仕方」などを勉強してみることも大事です。」(『実践起業法』P-29~30)

 無関心な領域であっても、世間にニーズがあれば成功するという考え方もありますが、実際は簡単ではありません。その領域が好きで努力している人に競争で勝つのは難しいからです。ただ、続けているうちに面白くなってきて関心が高まれば、成功する可能性が出てきます。

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