ほかの人の時間、お金を大切にする

 人々の役に立つには、何か新しい価値を生み出さなければならない。価値を何で測るかというと、一つに気お金であろう。

 幸福の科学の成功理論では、お金は「感謝」であるとしている。

 幸福の科学大川隆法総裁は、『未来創造の帝王学』で以下のように説かれました。

「お金のもとは何であるかというと、これは、あなたがなした労働、あなたがなした仕事に対する「人々の感謝」なのです。この感謝の部分が、要するに給料になって返ってきたり、仕事に対する代金として返ってきたりします。これは「感謝」なのです。」(P-75~76)

 何か有益な価値を他の人に与えることで、感謝され、それが結果的に利益になっていく。

 「時は金なり」というベンジャミン・フランクリンの有名な言葉がある。時間とお金の大切さを述べたものだが、多くの人は、この言葉を聞くと、「自分の時間をどう使うか」「自分のお金をどう使うか」と考えてしまう。しかし、それだけでは十分ではない。

 「他の人の時間をいかに大切にするか」「他の人のお金をいかに大切に扱うか」という発想に思い至るかどうかで、成功の質が変わってくるのである。

 他の人があなたを評価する場合、たいていは「時間」と「お金」に対する態度で測る。その結果、生じるものは「信用」である。信用に足るかどうかが大事である。時間を守る人は信用されるが、いつも時間に遅れる人は信用されない。お金を借りても、必ず約束した日までに返す人は信用されるが、返さない人は信用されない。日頃のやり取りを通じて信用が得られれば、お金が集まってくる。他の人の信用を売ることが出来なければ、儲けることは出来ない。

 自分の時間やお金を大切にすることも大事だが、それだけでなく、他の人の時間、他の人のお金を大切にすることで、信用が得られ、儲けることが出来るということが基本なのである。

経営と真理 へ

「仏法真理」へ戻る