「浅く、広く、長く」の理論

 会社でも、深堀をすると、短期的には儲かるように見えても、長期的には破綻することがある。

 金融、自己啓発、美容関連などのサービスを提供する会社によく見られるが、「深く、狭く、短く」の理論で商売を行うと詐欺性が増すので、注意を要する。

 無担保でお金を提供する一部の貸金業などは、顧客が返済出来ない金額を貸し付け、自己破産させてしまうことがある。当然、次の取引はないため、絶えず新しい顧客を獲得して、深堀をするという悪循環に陥ることになる。

 

良いものを多くの人に長く使ってもらう

 幸福の科学大川隆法総裁は、『社長学入門』で以下のように説かれました。

「「珍しいものをつくって、がっぽり儲けよう」と思う人もいるかもしれませんが、それは、結局において大成はしないのです。やはり、「良いものを、多くの人に、毎年、長く使ってもらう」ということが、企業が大きくなっていくための原理なのです。

 大きくなっていくためには、できるだけ多くのユーザーというか、利用者、消費者をつくり出さなければいけないのです。そのためには、良いものをできるだけ無理のない値段で、次々と提供していくようにしないと駄目だということです。」(P-125~127)

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