異次元発想法

「「異次元発想法」とはどのようなものかを考えるとき、「この世的なレベルを超えた世界からの、何らかの導きやインスピレーションを得て、成功への道が開ける」というようなことをイメージするかもしれません。
 私の仕事の仕方は、基本的に、この「異次元発想法」そのものを実践していることになります。
 「霊天上界からさまざまなインスピレーションを受ければ、それで解決する」というように、簡単に考える人も多いでしょうが、実は、それほど簡単なものでもないのです。確かに、天上界には数多くの指導霊がいます。しかし、そうした指導霊がみなさんに、それ相応のアドバイスを与え、指導するためには、やはり、何らかの条件が必要になってきます。彼らのアドバイスを受け、導きを受けて、目の前の問題を解き、ドアが開けるには、それなりの条件が必要であるということが言えるでしょう。つまり、何もなしで、天からすべてが降ってくるようなことは、あまりないわけです。」
(『智慧の法』)

「心が澄み切っていくと、天上界からの霊示を非常に受けやすくなります。したがって、努力をしながらも、心が粗雑な波動にならないようにする必要があります。穏やかな波動を自覚的につくれるようになると、天上界からのインスピレーションを非常に受けやすい状態になるのです。
 職業の種類は問いません。経営者であろうと、メーカーに勤めている人であろうと、研究者であろうと、どのような領域の人であっても、宗教修行のなかで、おそらくインスピレーションが得られるだろうと思います。そして、それは創造的なものに必ずなっていくはずです。
 会社レベルで行う努力もあります。社長として、大きな会社を経営する段階になると、個人でできる領域だけではなくて、今度は多くの人々の創造性を集めなければいけません。
 人を使う立場にある人にとっては、そういう力を引き出すことも大事です。上がってくるアイデアには、くだらないものも多いかもしれませんが、なかには“砂金”の部分もあるので、多くの人の創造性を集める努力も忘れないでいただきたいと思います。」
(『創造の法』)

経営と真理 へ

「仏法真理」へ戻る