会社を大きくするための法則

   大川隆法 未来への羅針盤 ワールド・ティーチャー・メッセージ No.194

会社を大きくするための法則

 会社を今以上に大きくする基本的な法則は一つです。「お客様のためを考えること」、この一点なのです。「できるだけ多くのお客様に幸福になっていただきたい」ということを、自分の事業を通して実践すること。それを受け入れられたときに、会社は大きくなるのです。それ以外の技術的なものは別の問題で、基本的には多くの顧客に支持を受けたものは必ず成長するのです。

 成長しないということは、支持が一定のところで止まっているということです。

 

「自分たち中心」が会社を潰す

 ポイントは、先ほど言ったように「顧客重視」、これ一つです。顧客重視とは何かということを知りたければ、基本的には、役所のやっていることの反対をやればいいと考えればかまいません。役所、もしくはそれに近い経営体が本能的にすることの反対をすれば、だいたい顧客重視に当たると思って結構です。

 

厳しい現実は、何かを教えてくれている

 人生は厳しいけれども、ある意味で、「教えてくださっている」ということです。好況や不況、あるいは、会社の成長や倒産も、厳しい現実であるけれども、そこに何か、教えてくれているものがあるということを知らないといけません。

 この法則を知らないで、単に、「補助金だけばらまく」というような財政政策を採ると、政府が赤字になって、今度は政府のほうが潰れることになります。だから、自分たちで原因をつくっているものについては努力するべきで、その本質は、多くの顧客に支持してもらうということにあります。これ一本しかないということです。

参考

経営と真理 へ

「仏法真理」へ戻る