ニュースから「世の中が求めるもの」を探る

経営者や企業リーダーを目指す人たちに、「経済新聞の1面は必ず読むように」と言っています。

 

 

「外部環境」の分析は必須

通常の管理職までは、与えられた仕事や事業の進行管理が仕事の中心となります。

しかし、経営者の仕事の肝は方向付けです。「どんな事業をやって、どんな事業をやらないか」を決めることです。

その判断で必要となってくるのは、「どんな商品やサービスを、世の中は求めているのか」。つまり、外部環境の分析です。その一環としてメディアチェックは必須なのです。

 

 

情報を読み解く4つの指針

リーダーを目指している人は、どのように新聞などのニュースやメディアを読むべきでしょうか。

 

(1)まず大事なのは、常日頃からの問題意識です。「自分はいかに会社や社会に貢献するか」。それを考えずに、自分の収入や評価ばかりを考えていると、新聞や雑誌にいい記事があっても目に入りません。

 

(2)新聞を読む方でも、自分が見出しに反応した記事しか読まない方が多いです。

しかし、一面記事は、ベテラン記者が「これは大事だ」と思って選択したもの。世の中の関心に自分の関心を合わせる訓練として、幅広く読むようにするべきです。

 

(3)ニュースを見たときに、「自分はどう思うか」を考えるようにしてください。ニュース番組で、コメンテーターが意見を言っているような感じです。深く思考することで、単なる情報が知恵になるのです。

 

(4)ライバルの動向をしっかり観察してください。ライバルよりもよい仕事をすれば、成功するようになっています。

ライバルと自社を、quality(質)、price(価格)、service(サービス)と分解して比較し、どこがどう違うのか謙虚に考えてみてください。

 

 

勉強という意味でいえば、昔から読み継がれている古典や宗教書を読まなければいけません。人としての正しい生き方を学ぶためです。

技術的なことばかり勉強して、「企業が存在する意義は、社会や人に貢献すること」ということを勉強していない。そうすると根本的な判断ミスを犯すのです。

 

 

「足は大地に、目は星に」

ステップアップを目指している方ほど目の前の仕事で忙しいはずです。「ニュースを勉強したり古典を読む時間なんてない」と言うかもしれません。

しかし、「足は大地に、目は星に」という言葉があります。

サッカー選手と監督の仕事が違うように、経営者の仕事は今やっている仕事の単なる延長にはありません。目の前の仕事の腕を上げることで、スピードを上げ、将来のための勉強時間を捻出してください。

短期の努力と長期の努力の両方が必要なのです。

参考

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