人とつながるためのポイント
「人」という字は、刈り取った麦わらを束ねたものが支え合っている姿であると言われているが、実際に人は一人では生きていくことができない。誰もが、本心では「友達が欲しい」「人脈が欲しい」と願っているはずです。
ところが、優れた人脈は自然に広がるとは限らない。そこで、人とつながるためのポイントを三点に絞って挙げてみます。
(1)自分から行動を起こす
人付き合いに苦手意識がある人も多いかもしれないが、自分の殻を破り、一歩を踏み出してみよう。あなたから声がかかるのを待っている人も大勢いるに違いない。
(2)自己研鑽を怠らない
「ある人と出会ったことで、まるでエレベーターに乗ったかのように、今までとは全く違う高いステージに引き上げられた」という経験はないだろうか。
世の中に、人材を求めている人は数多い。どこで自分の人物のほどが見られているか分からないが、自らの放つ光が強ければ、どこかで必ず人の目に止まる。相手の関心を引きつけるには、日頃から自分を磨いておくことも大切です。
(3)他の人をサポートする
人脈を広げるには、「あの人とつながりたい」と思ってもらえる存在になることが大切だが、それはどんな人かといえば、手助けしてくれる人、アドバイスをくれる人なのです。多くの人の導きにより今の自分があるのだとしたら、今度はあなたがサポートする側に回ろう。
他の人を幸せにしようと思い、行動する人の周りには、多くの人々が自然に集まってくる。人に愛を与える存在はまた、人に愛される存在でもあるからです。
人を大切に思う気持ちがあれば、引っ込み思案でも大丈夫。どんな人にも人脈をつくる力はある。
(参考『常勝思考』『人を愛し、人を生かし、人を許せ。』)