政治・経済・産業記事一覧(33/48)

おかしな税金 相続税・贈与税

 相続税や贈与税ほどおかしな税金はない。例えば、親が亡くなって3億円を超える遺産を相続で受け取ると、強制的に半分近くを国に召し上げられてしまう。かといって、生きている間に受け取れば、今度は贈与税でやはり半分ほど取り上げら …

日本の奇妙な経済学

 日本には、実際に経済政策に影響を与えている「奇妙な経済学」が存在します。 増税しても経済成長できる  増税の論調が幅を利かせているのは、財務省が独特の経済学を信奉しているからです。例えば、「増税で経済成長する」という視 …

日本の徴税の仕組み

 今年も確定申告の時期がやってきます。そこで、国際的には極めて特殊な「日本の徴税の仕組み」を考えたいと思います。この仕組みがどのようにできたのか、また、他国はどんな制度になっているのかを見ていきます。 源泉徴収制度は戦時 …

「福祉国家」から「無税国家」へ

政府の投資会社化  経営学の父ドラッカーは、「管理不能となった医療保険や年金の大幅縮小が不可欠」と早くから指摘。「大きな政府」である福祉国家は解体され、「小さな政府」に向かわざるを得ないとした。その上で、「成果を上げる政 …

教育無償化

 幼児教育と大学などの高等教育の授業料を無料にすると約5兆円かかる  子育てに苦労されている家庭には、一見優しいように見える「幼時教育の無償化」であるが、それは無償化の財源を確保するために行われる「消費増税」です。これは …