人間とクローン人間

 一昔前では、クローン人間はマンガやSF世界のものとされてきた。しかし、昨今の科学技術の発展に伴って、その実現が現実味を帯びてきた。

 もし、近い将来、クローン技術がより進歩し、人間作製ができるようになったとしても、「人間を複製しても良いのか」という倫理的問題を避けては通れない。その際には、「人間とは何か」を定義できる宗教的価値観が必要になってくる。

 人間とは、魂と肉体が合体し、この世とあの世の転生輪廻を通じて、魂を磨いている存在。単なる「肉の塊」という唯物的な見方は間違いである。

 ボヤライフ社がクローン人間をつくる準備ができたというが、真偽は定かではない。しかし、今後研究が進み、唯物国家・中国でクローン人間が大量に生まれたら、魂の問題を無視して人間兵器や奴隷として利用されることも十分に考えられる。唯物国家・中国がクローン人間を作っても大丈夫なのでしょうか。

 人間の細胞の一部からクローン人間を作る時、どういう形で魂が宿るのでしょうか。

 科学が進歩すればするほど、それに見合った「魂」や「生まれ変わり」の研究が必要となってきます。

 「人間でも、生物をつくることができる」と思っている科学者は多いかもしれない。だが、それはどこかで限界が来る。なぜなら、生物は物質だけでできている存在ではないためです。

 なぜ、生物は自らの意思で動き、物質は動かないのか。なぜ、生物は死んでしまったら物質と同じように動かなくなるのか。その理由は、生物には(あるいは)と呼ばれる精神エネルギーが宿っているためである。

 幸福の科学大川隆法総裁は、小保方さんの守護霊を呼び出し、意見を聞いていた。その中で、小保方さんの守護霊は生命の誕生について、次のように語っておられます。

「『初動期の細胞形成というのは、意外に簡単なシステムで行われたのではないか』と思えるんです。それは、自然の変化で起きる範囲内で起きたはずなんです。『日照』か、日照による『温度の変化』か、水の『酸性』か『アルカリ性』か、『二酸化炭素の溶け込み具合』か。そんな簡単なもので、生命誕生の初期のプロセスが何か起きてるはずなんです」

 

生命の創造にも大きな謎が残っている。再生医療分野に携わっていた小保方晴子さんのSTAP細胞の研究がそのカギを握っている可能性があったのですが・・・

 今後、花形になる科学の分野は、「生命の誕生」や「天地創造」「宇宙創造」の秘密に迫るものである可能性が高い。「神の素粒子」とも言われる ヒッグス粒子 に関する研究(2013年にノーベル物理学賞を受賞)もその一例と言える。

 これからの生命科学の分野を切り拓くのは、唯物論者でなく、信仰心があり、霊的なものを理解できる人でしょう。

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