山火事や豪雨は中国による技術練習か

カリフォルニアの山火事は悪質宇宙人の関与

 幸福の科学大川隆法総裁が過日収録した「エドガー・ケイシーによる夢判断リーディング」です。その中で、20世紀に活躍した予言者であるエドガー・ケイシー霊は、米カリフォルニアやオーストラリアなどで起きていた異常な山火事について、悪質宇宙人の関与が「怪しい」と指摘しました。

 カリフォルニア州での山火事の原因が通常では考えられない「異常な落雷現象」であった。

カリフォルニアの山火事は宇宙からの放火だった?

 2020年9月、ワインの産地として知られるカリフォルニア州ナパ郡セントヘレナで起きた山火事は、驚異的な速さで燃え広がった。

 UFOウォッチャーたちが、「ここに注目していればUFOを見つけやすい」と語るスポットがある。自然災害の現場である。UFOの目撃情報が、ハリケーンや火山の噴火、巨大地震の前後に集中しているのは、有名な話。その理由については諸説ある。「災害を弱めてくれている」「地球観測に適している」、そして「彼らが災害を起こした」。ここで注目したいのは、最後の説である。

 大川隆法総裁の霊査では、地球を狙う悪質宇宙人や、その影響下にある中国が、自然災害を装って他国を攻撃し、国力を弱めようとしていることが分かった。その中で、特に怪しいとされたのが、一部地域で多発している異常な山火事である。

 2020年8月、米カリフォルニア州を起点として、史上最悪レベルの山火事が発生した。たった7日で東京都約2つ分(約4000平方キロメートル)の面積が焼失。火の手はオレゴン州、ワシントン州を含む計3州にまで広がり、9月中旬時点で東京都の9倍以上に9倍以上に相当する過去最大の面積が焼失した。山火事の煙で空はオレンジ色に染まり、まるで火星のような光景が全世界で繰り返し報道された。

72時間で1万1千発の異常落雷

 この異常火災の原因を見ていくと奇妙な点が多い。

 まずは火事の始まり方である。この度の山火事は全域で起きた「異常な落雷現象」に起因する。

 8月中旬、カリフォルニアを激しい落雷が襲った。その数、72時間で約1万1千発。これにより、すでに乾燥状態となっていた山林や雑木林に火が着き、1週間で合計560件もの火災が起きた。この雷を連れてきたのが、時速約56~64キロメートルという高速で移動する嵐である。これはいかにも怪しい。「宇宙人の気象兵器」のようには見えないか。

 大川隆法総裁の霊査では、多くの宇宙人は気象を操る技術を持っている。例えば、UFOの周りに雲をつくり出して隠れるというのは、ベーシックな技術であるらしい。ならば、カリフォルニアを放火して回った雷雲の中にUFOがいたということもあり得ないことではない。

 

中国が宇宙技術で気象兵器を開発か

 宇宙からの技術供与を受けた中国が犯人である可能性もある。「気象兵器」というのは、何もSFや都市伝説の話ではない。米軍がベトナム戦争で人工降雨を企てたことで、国連の「環境改変兵器禁止条約」でも使用が禁じられた、リアルな兵器である。

 気象改変を熱心に開発し続けてきたのが中国である。中国が2008年の北京五輪開会式の際、空に化学物質を散布し、人工雨を降らせて青空を演出したのは有名な話。「天河計画」では、長江・黄河上流のチベットの空にヨウ化銀の微粒子を撒いて雨を降らせるという。

 中国国務院は、2020年12月、「2050年までに、インドの1.5倍もの面積に相当する地域で人工降雨などの気象改変プログラムを拡大させる」と表明した。

 中国のこれまでの思考パターンからすると、彼らがこの技術を兵器化しようとすることは容易に想像できる。ウィルス兵器と同じく、相手に気づかれずに攻撃し、消耗させる「ゲーム・チェンジャー」となり得るのです。

 

衛星が捉えた謎の熱線

 

 カリフォルニアの山火事には、さらに奇妙な現象があった。

 火事が3州に広がり猛威をふるっていた9月7日から9日の夜間、火災地帯に向けて、2度巨大なレーザービームのようなものが発射されているところを、米海洋大気庁の気象衛星が捉えていた。そして、どちらも照射後火災がさらに拡大した。

 光線は衛星に赤外線(大気の塵や蒸気・雲で反射したもの)として捉えられていた。住民には見えない不可視光による熱線だったと思われる。

 だが、それらは、カリフォルニア沖や隣のオレゴン州など、数百キロ離れた地点の上空から、まったく勢いを減じることなく照射されていた。恐ろしい出力であり、もし目に見えれば、SF映画で襲来したUFOが撃ちおろすビーム光線さながらの光景であろう。

 レーザー兵器や指向性エネルギー兵器は、米軍などが開発している。しかし、そのレベルは、せいぜい数キロ先のミサイルを迎撃するのに四苦八苦している段階だとされている。

 山火事に照射された巨大光線は、それを何段階も飛び越えたテクノロジーの存在を示唆する。

 さらに、あれだけのエネルギーを打ち出すには、発電所丸ごと一つに相当する電源設備が必要である。そのようなものを米国上空に、誰にも気づかれずに飛ばすというのは、そもそも地球の技術では不可能である。ビームを撃ち降ろしたのが悪質宇宙人である可能性はある。

宇宙産のレーザー兵器か

 宇宙人から技術供与された中国が犯人である可能性もある。

 怪しさを際立たせるのが、大川隆法総裁が2012年に行ったある霊査である。中国のゴビ砂漠に、怪しげな構造物があることが発見されている。その中身を透視すると、地下に東京ドーム数個分もの面積を持つUFO基地があった。そこでは、中国に協力する宇宙人が、アメリカと対抗するための軍事技術を供与していることが分かった。そして、供与技術の中には、「宇宙からアメリカの艦隊を攻撃できる技術」「レーダーに捉えられないステルス技術」が含まれていた。そうなると、中国がアメリカ上空の宇宙から、誰にも気づかれずに高出力レーザー兵器を発射することもあながち不可能ではない。

 では、宇宙人あるいは中国は、いったい何の目的で、政治機能もなく軍事施設でもないカリフォルニアの山に火事を発生させたのだろうか。

 

山火事や豪雨は中国による技術練習か

 一連の自然災害の原因を、温暖化による気象異常だとする説が唱えられている。だが、果たして それで説明がつくのか。

 大川隆法総裁は、2021年5月、「エドガー・ケイシーによる夢判断リーディング」を収録。エドガー・ケイシーの霊は、カリフォルニアやオーストラリアを襲う山火事について、「自然発火現象かどうか疑った方がいい」と指摘。山火事、地震、津波、ハリケーンが人為現象の場合があると強調した。

 ヤイドロンは、霊言で、すでに中国は「人工的に雨を降らすことができ、世界中の異常気象についても、さらに技術に磨きをかけるため各地で練習中なのだ」と指摘した(「ヤイドロンの霊言『世界の崩壊をくい止めるには』」)。悪質宇宙人が中国に技術提供をしている可能性が高い。中国が保有する気象兵器の正体を突き止める必要がある。

 薬品散布では「兵器」にはならない。まさか他国の領空に軍用機を飛ばして化学物質を撒くわけにいかない。もっと効果的な気象兵器を中国は追求してきた。「ヤイドロン霊言」によれば、それが人工衛星に搭載されており、世界各地で洪水や山火事を起こしていることが強く示唆されている。

 中国、謎の気象兵器と言っても、この国がオリジナルで技術を開発したとは考えにくい。中国のある行動パターンを念頭に入れるべきです。中国の最新兵器はほとんどアメリカから盗んでいるのです。

 民生品レベルのハイテク技術もそうだが、先端技術をゼロから生み出した実績が中国にはほとんどない。これまでに、自然科学分野のノーベル賞受賞者は一人も出ていない。科学的創造性よりも、技術を盗む謀略の方が高度な知性と思っている フシ さえある。その代表例がステルス戦闘機である。スクープされた機密文書から、アメリカのF35の設計情報が中国のサイバー攻撃によって盗まれていたことが判明している。このほか、米デューク大学で米国防総省の予算を受けて開発が進められていた「透明マント」の技術も、中国人留学生によって丸ごと盗まれている。

 これと同じ手法が、中国がある種の秘密兵器として駆使しているコロナでも使われている。

 中国国防部部長による「対米戦で生物兵器を使用する」旨の極秘演説も明らかになっているが、中国はSARSウィルスが広がった2003年以降、生物学と称して生物兵器の研究に力を入れてきた。ここにおいて、アメリカの技術を利用した可能性が非常に高い。その一つが、米大学・研究機関に中国人研究者を潜り込ませ、技術を盗むというものです。米政府関係者を一部巻き込みながら、アメリカの最先端技術を盗用し、生物兵器の研究に流用したであろうことは、当然考えられる。

 こうしたパターンから見ると、気象兵器も米軍の先行研究に注目すべきである。その先行研究とは、「電離層」という上層大気を用いる方法である。

 異常な豪雨を降らせ、台風を暴れさせる。つまり、雲、海面や大地を加熱すればよい。空気は温めれば上昇する。上昇すれば、温度が下がる。温度が下がれば、冷たいコップに水滴がつくように、水蒸気が水滴(氷)になる。これが雲となり、雨を降らせる。だから、夏、地面が強く温められた日の午後には夕立が降る。熱帯の海ではこのプロセスが激しくなり、台風やハリケーンが発生する。実際はより複雑だが、イメージとしてはそういうことになる。

 気象兵器のキモは、海や雲、大地を加熱することにある。熱された空気が上昇気流となる。そこに含まれた水蒸気は上空に行くにつれて冷え、一定の温度を下回ると水や氷の粒になり、雲を形成する。その勢いが激しければ積乱雲となり、大雨や雷を起こす。積乱雲は一列に並んで線状降水帯を生んだり、台風の種になったりもする。水蒸気が水に変わるとき、熱(潜熱)が発生する。この熱がさらに上昇気流を起こし、積乱雲が再生産される。このサイクルが暴走し始めると、大量の積乱雲が熱帯低気圧となり、勢いが強まると台風やハリケーンになる。なお、海や大地を加熱し上昇気流ができると、周囲から空気を引き込む。大きな風をつくることもできる。

 つまり、気象を人工的に暴走させるには、「いかに雲や地表を急速に加熱するか」が鍵となる。これほど巨大なものを温めるエネルギーを、いったいどこから引いてくるのかという問題になる。そのエネルギー源として有力なのが、「電離層」と呼ばれる上空大気である。雲が浮かび、飛行機が飛ぶ範囲の空(対流圏)は高度10キロメートル前後まで。電離層はそれより10倍高い高度約100キロメートル以上にある。電離層の空気は、太陽の強烈な紫外線を最初にブロックする役割を果たす。大量の太陽光を空気が吸収していることになる。そのため、局所的には1000度以上の高温である。いわば、太陽エネルギーの巨大なダムのようになっているとも言える。もし、このダムを放流するように、エネルギーを地表に流してくれば、空気を一気に加熱して台風や豪雨・洪水を起こしたり、熱波を発生、あるいは地表面を直接発火させて山火事を発生させることもできるはずである。

 海や大地を加熱する電源となりうるのが、高度約100kmから上の「電離層」である。ここでは、空気(窒素や酸素の原子・分子)が紫外線を吸収し、その光のエネルギーが原子核のまわりを回転する電子を叩き出す。一般に、物質に熱などのエネルギーが加わると、分子の運動エネルギーに変わり、分子がばらばらになることで、「固体→液体→気体」と状態変化する。電離層の窒素・酸素は、気体(分子や原子)がイオンと電子に電離した「プラズマ状態」になっている。ここに存在する巨大なエネルギーを、何らかの方法で海や雲、地表に落とすことができれば、気象兵器の鍵である「加熱」が容易になる。

 電離層を活用して気象操作するという発想はSF的妄想でも似非科学でもない。アメリカでは、「地球の大気、電離層、磁気圏の領域を変化させる方法と装置」と題した特許も取得されている。「電離層」を人工的に操り、気象改変に応用する発想を示した。これによると、電離層に向けて地上から特定周波数の電磁波を照射すると、プラズマがそれに共鳴して、電子レンジのような原理で加熱される。すると、プラズマが火柱のように上昇して、敵国のミサイルや衛星を破壊できる。また、別の電磁波で加熱されたプラズマを自由に動かす。それにより、プラズマの「レンズ」をつくり、虫メガネで火をつけるように、太陽光を特定の場所に集中させれば、大気の風のパターン、太陽光の吸収パターンを変えて、気象修正が可能になるという。

 地上から特殊なアンテナで電磁波を発射し、電離層に当てる。すると、電離層が宇宙空間に上昇して、敵のミサイルや衛星を破壊したり、気象パターンを変えたりすることもできる。実験場所に最適なのはアラスカである。

 そして、2005年、米軍が HAARP(高周波活性オーロラ胴査プログラム)という巨大アンテナ施設をつくった。目的は電離層の操作実験。場所はアラスカ。アンテナの種類はイーストランド博士が提唱したものと同じ。つまり、これは前出の特許に基づいて米軍が気象兵器開発をしてきたのではないかという有力な状況証拠である。

 電離層から高エネルギー・プラズマを直接流せば、より効果的に地上を加熱できる。プラズマは、液体や気体にはない不思議な振る舞いをする。例えば、地上からレーザー(電磁波)を照射することによって、プラズマが空中を移動する「導管」をつくることができる。これによって、ダムに穴を開けるように電離層のプラズマを地上に落とすという特許もある。なお、電離層の乱れと、対流圏の大気の乱れが連動するとも言われている。上記のようなエネルギーのやりとりは日常的にも起きているのかもしれない。

中国各地に謎の巨大アンテナ

 そして、中国が「自国版HAARP」のようなものをつくっている形跡がある。2018年、中国科学院が南シナ海・海南島の三亜にある軍港に、HAARPによく似たアンテナを建設していることが報じられた(2018年6月2日付サウス・チャイナ・モーニングポスト)。これも、同じく電離層に電磁波を照射するもの。アンテナのタイプもHAARPと同じ。建設にあたっては、中国科学院の副院長(当時)が視察に訪れ、アンテナを中国の「戦略的ニーズ」のために利用するよう科学者たちを激励したという。関係者によると、同じタイプの巨大アンテナが中国各地にあるのだという。

用途の怪しい巨大アンテナは他にもある。2018年、中国中部のどこか極秘の場所に、幅60キロメートル、長さ80~100キロメートルという巨大な十字型アンテナが存在すると報じられた(2018年12月31日付サウス・チャイナ・モーニングポスト)。

今は人工衛星から狙っている

 中国で、アメリカから盗んだ気象兵器技術の研究が、かなり前から、そして大規模に行われていたことは十分に想定できる。

 だが、こうした地上設置アンテナも、あくまで基礎的研究だろう。宇宙存在ヤイドロンが指摘したのは、「人工衛星」型だった。これらの兵器は、既に宇宙空間に浮いているはずである。

人工衛星型気象兵器が配備

 中国は、気象兵器システムを人工衛星に搭載して打ち上げていると見られる。人工衛星から気象操作する特許も存在する。宇宙からレーザーを照射して、電離層を加熱・変形して「レンズ」にしたり、地上に向けてプラズマ・エネルギーを誘導し、海、雲、大地を効果的に加熱する。そうすれば、地球の裏側の国に対しても、隠密性が高い形で、台風、豪雨、雷を起こしたり、直接に熱波・山火事を起こしたりすることもできる。

 

異次元エネルギー兵器の可能性

 気象改変を行う方法は、もちろん電離層の活用に限らないかもしれない。

 元米国陸軍大佐・トーマス・ベアデン氏は、ニコラ・テスラの研究をもとに、旧ソ連などが未知の電磁兵器を発明し、アメリカもそれを研究している可能性があると主張している。

 その兵器は、表の科学で解明されていない ある種の電磁波を複数方向から伝送し、干渉させることで、「何もない真空から爆発的なエネルギーが湧出する」という。それによって、一気に上昇気流を発生させて大雨を降らせることができる。逆に、真空にエネルギーを吸い込む寒冷爆弾的な作用と組み合わせれば、気流を大きく操作することもできる。

 異次元からエネルギーを引いてくるような話だが、この世界に未知のエネルギー源があることは確実です。そもそも、プラズマ状態(自由電子状態)をさらに加熱(高エネルギー状態化)すると、「次元の壁に穴が開いて、異次元空間から未知のエネルギーが流れ込んでくる」とする仮説もある。こうした技術を中国も入手しているとすれば、恐ろしいことではある。

 

「宇宙から天気を操る」という発想も、突飛なものではない。アメリカの特許でも、「人工衛星からマイクロ波や赤外線を発射して、台風の勢力や進路をコントロールする」というものが存在する。

 宇宙からなら一気に兵器利用しやすい。地球を回りこんだアメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどにも気象攻撃しやすい。何より、地上のアンテナよりも相手に見つかりにくい。

 中国は、年に40基に迫る勢いで人工衛星を打ち上げている。宇宙空間には無数の中国衛星がひしめいていることになる。もちろん、全てが軍事利用可能である。その中に電離層に電磁波やレーザーを照射して、洪水や山火事を起こしている実験機が紛れていてもおかしくはない。

 そのレーザーの出力や周波数を変えれば、そのまま他国の衛星を破壊する「衛星破壊兵器(ASAT)」「キラー衛星」の次世代版になる。これは、中国がアメリカを破るため血眼になって開発している技術である。

 中国の「気象兵器」開発は、真っ盛りな宇宙開発と技術的には同じ文脈で進んでいる可能性が高い。

 この兵器が地震兵器にも応用される可能性を視野に入れるべきです。

 

気象兵器を応用すれば地震兵器

 こうした兵器の応用版として、一定の警戒感を持っておくべきものがある。地震兵器である。大地震の前後に、電離層が大きく乱れることが分かっている。電離層は雲のある下層大気と連動しているが、地殻やプレートとも連動している。こうした連動法則を解明し利用すれば、地震を起こせる。あるいは、プラズマエネルギー兵器で、地下の断層やプレート境界にエネルギーを送り込むことによって、地震を発生させることも考えられる。

参考

外せない「天意」と「気象兵器防衛」の観点

 政府や研究者、企業が、国民の生命・安全・財産を守るため「人智を尽くす」という営みは重要です。また、気象を制御する技術も、人類が科学を発展させていく過程で習得していくものとなるでしょう。

 一方で留意点もあります。一つが「天意」の観点です。大川隆法総裁の霊査によれば、昨今の大型台風などの天変地異は、人々が信仰心を失い、科学信仰に陥っていたり、傲慢になっていたりすることに対する警告であることが多いのです。

 その場合、人々の「この高さの堤防を築けば、災害は制御できる」「科学研究によれば、ここでは災害が起きる確率が低い」といった見立てを、あえて上回るような形で災害が起きることもあります。

 「台風制御」技術の根底にあるものが、「(自然への謙虚さを前提として)人智を尽くす」というものから、「人知の驕り」になった場合、またはその技術を誤った方向に使うなどした場合、大きなしっぺ返しが来るでしょう。

 もう一つが「気象兵器への防衛」という観点です。大川隆法総裁の霊査では、世界各国の異常気象の背景に、中国が気象衛星の実験・練習をしていることがあると指摘されています。さらに、その気象兵器が、人工衛星に搭載されている可能性も強く示唆されています。

 日本が台風を精密に観測し、その制御方法に関する知見を蓄積するのであれば、「他国の気象兵器の影響を感知する」という観点を取り入れる安全保障上のニーズがかなり高い。

 中国には「気象軍事学」なる領域があるそうですが、日本の台風研究も、水面下であっても、自衛隊などの衛星監視などと連携することも大いに期待されるところではあります。気象兵器開発について やましい ところがある可能性もあるアメリカなどに代わり、日本が中国の気象兵器開発を感知・糾弾するという手もあるでしょう。

参考

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