「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」

「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」

 相対性理論は、「特殊相対性理論」と「一般相対性理論」の2つの部分から構成されている。「特殊相対性理論」は、お互いの間の相対速度が一定である慣性系、または、速度がゼロのときの物体や系を扱う。一定速度で移動している空間のみで使える条件付きであるから特殊と言う。

 一方、「一般相対性理論」は、お互いに速度を上げたり下げたりする加速系の物体や系を扱う。一定速度以外の空間、つまり、加速中とかの空間でも使える式に一般化したから「一般」という。一定速度で動いている系は、加速度がゼロの系と考えられるので、「特殊相対性理論」は「一般相対性理論」の特別な場合とも考えられている。

「特殊相対性理論」(1905年)   「一般相対性理論」(1916年) 

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