2017年09月記事一覧(10/16)

混合診療の解禁

 薬価だけでなく、保険適用のある治療の診療報酬も公定価格になっているため、競争が働きにくくなっています。  また、日本の医療で世界最先端を走っているのは、出産と人工授精ですが、どちらも保険適用ではありません。  混合診療 …

病院経営を効率化

 高齢化が進む日本であれば、本来はがん治療なども世界最先端になるはずですが、競争がないために、海外の方が薬の質も手術も進んでいます。  介護の需要が増えていますが、もし、診療報酬が自由化されれば、医師より高給の看護師が出 …

医療改革

 日本が世界に誇る国民皆保険制度は、いつでもどこでも 低い自己負担で医療を受けられる便利さで、日本人の健康生活に長く貢献してきた。  誰もが低い自己負担で医療を受けられる国民皆保険は、1961年に導入された。これにより、 …

心療内科の潮流

 日本の精神科や心療内科は欧米に比べ、抗不安薬や睡眠薬の処方が際立って多い。これらを長期に処方された患者が薬物依存に陥り、薬を減らしたりやめたりする際の離脱症状に苦しむケースが問題になっている。 人間はこの世とあの世を転 …

延命治療

 延命治療は、どのようにとらえればよいのでしょうか。  平成25年版の「高齢社会白書」によると、9割以上の高齢者が「病気が治る見込みがない場合、延命治療を望まない」としています。しかし、実際には、5割以上が家族の希望など …