心と病気の関係

 人の心と病気がどのような関係にあるのでしょうか。

 心の歪を修正することにより病気が好転することもあれば、潜在意識が病気を求めているため、医者の予測通り悪化していく場合もある。

 いたずらに「超人願望」を持たず、素直な心で運命を抱きしめることも大切です。

 幸福の科学の大川隆法総裁は、『病気カルマ・リーディング』―難病解明編』(幸福の科学出版)のまえがきで以下のように説かれました。

「「生」「老」「病」「死」は、釈尊が人間の代表的な苦しみ、すなわち「四苦」として唱えたものである。  釈尊後二千五百年経って、まだ「四苦」の苦しみから人類は解放されていない。医学が発達したといっても、治るべき病気を多少手助けしたり、死期を遅らせたり、病名をつけて患者を納得させたりできるぐらいで、お産の苦しみや、老いる苦しみ、病の苦しみ、死ぬ苦しみを消すことには成功していない。  今回、「難病解明編」を世に問うが、人の心と病気がどういう関係にあるのかのヒント集になっていると思う。  所詮、医学も統計学である。標準から離れた精神状態にある人は、関連性のある体の部位に病変が現れる。心の歪を修正することにより病気が好転することもあれば、潜在意識が病気を求めているため、医者の予測通り悪化していく場合もある。いたずらに「超人願望」を持たず、素直な心で運命を抱きしめることも大切である」

 意識的に動かせる領域ではなく、無意識下で体を司っている領域のほうが、人間の病気や健康等に影響を与えている。たとえば、悪い想念を表面意識で持っていると、それが深層意識に深く入ってきて沈殿して病気の想念になり、それが体に出ると、肉体諸器官の不調となって現れてくる。

 血管と脳の病気は、取り越し苦労、持ち越し苦労の人、愚痴や不平不満の多い人生に発生する。自己のプライドが満たせずに苦しむ、心の排泄機能が弱い人がかかる。

 関節の病気は、心の葛藤や怨み心からの憑依が多い。

 心臓病、胃潰瘍、糖尿病の原因は、不安や過度の緊張生活、つまり、競争社会のツケと、怒りや自己破壊願望である。高カロリー、水分過多、運動不足が、さらに発病を手助けする。

 ガンは、「体のなかに自分を破壊する細胞を養っている」ということだから、みずからの思いのなかに、何か自分を破壊するような思い(たとえば、憎しみや恐怖)がある。

 白血病など血液系の病気の人は、過去世で他人の生命に危害を加えたことで自分を許せず、清算したいという自己破壊の思いを持っている場合がある。

 皮膚の病気は、対人関係の恐怖や、そのストレスによる暴飲暴食による血の汚れによる。

 皮膚病や特徴的なあざがある場合、過去世で刀や矢が刺さったり、火事で亡くなった時の、皮膚感覚が残っていることがある。

 自分を破壊するような想念と反対のものを心に入れていけば、「病気を治す力」が働いてくるのです。 

「人間の肉体の活動には、「手を挙げよう」と思って筋肉を動かすような、自分で意識して行う活動もありますが、肉体の機能の大部分は無意識によるものです。  みなさんは、「血液を流そう」と思って、血液を流しているでしょうか。そんなことはないはずです。心臓も、「動かそう」と思って動かしているわけではありません。呼吸も自動的に行われています。意識して呼吸をすることもできますが、普段は体が勝手に呼吸をしています。  このように、体の各部分、各細胞は、けっこう無意識下で動いています。無意識の部分が支配している体の領域は、かなりあります。  みなさんは意外に気がついていないでしょうが、意識的に動かして自分の自由になる領域ではなく、無意識下で体を司っている領域のほうが、人間の病気や健康等にかなりの影響を与えているのです。  人間の体には宇宙の星の数ほどの細胞があります。その細胞の一つや、体のなかに住んでいる微生物などから見たら、内臓は銀河のような大きさです。そのように、人間の体のなかには、たくさんの生き物がいて、それらが一緒に住んでいるのです。(中略)  そして、病気をつくる力もまた無意識下で働いています。  たとえば、悪い想念を表面意識で持っていると、それが深層意識のほうに深く入ってきて沈殿します。そうすると、それが病気の想念になったりするわけです。  病気の想念が体のほうに出てくると、ガンなど肉体諸器官の不調となって現れてきます。肝臓や心臓、肺、腎臓、血管、脳などに関して、さまざまな病気がありますが、これは、何十年かのあいだに発信してきた悪い想念が、深層意識のなかに深く沈んでいるために起きていることが多いのです。  無意識の部分には肉体をつくる力があり、その力が、自己破壊的な方向、自分を駄目にする方向に動くことがあります。この点に気をつけないと、病気になることがあるのです。  ガンは、ほとんどの場合がそうです。「体のなかに自分を破壊する細胞を養っている」ということなので、みずからの思いのなかに、何か、「自分を破壊するような思い」があるはずです。  それは、たいていの場合、憎しみや恐怖です。  過去に、他の人から悲惨な仕打ちやひどい差別を受けたりして、憎しみや怒りなどの感情を心のなかで抑圧していることがあります。そういうものがたまってくると、それが病念となり、自分を破壊する細胞を体のなかにつくりはじめるのです。  ただ、「破壊細胞を自分でつくっている」ということは、逆に言えば、「病気を治す力も持っている」ということです。つまり、自分を破壊するような想念と反対のものを入れていけば、「病気を治す力」が働いてくるのです」

心と肉体

人体の奇跡

健康と潜在意識

憎しみと病気

 病気と感謝

悪霊に憑依されたとき、肉体に病変が現れることがある

 怒りや欲などで心に曇りをつくると、同じような心のまま亡くなった人の霊(悪霊)が引き寄せられ、憑依されてしまいます。すると自分の霊体もその影響を受けて、病気になることがあります。心の曇りをつくらないようにすることが大切です。 (参考『超・絶対健康法』)