地震と津波
東日本大震災を例にとると、通説では、太平洋プレートが日本列島の下のプレートに沈み込み、陸側のプレートを引っ張り込んで、それが耐えきれなくなったところで、破壊が起こり、跳ね上がってくる、というのが津波を起こす地震の一般的な発生メカニズムとされている。
津波の規模(高さ)が大きくなる要因は、爆発時の海底地盤の変動加速度が最も影響が大きいと思います。隆起する領域の範囲も もちろん大きな要因ですが、5メートルとか言う隆起量で30メートル近い津波が発生するのは、加速度が大きな要因になります。震源、すなわち爆発点が浅いほど津波の規模が大きくなるのだが、爆発点に近いから加速度が大きなものになるからです。
津波は加速度4000ガルを超えるような大爆発によって生じるものです。津波は地震爆発の結果です。
押し領域と引き領域の震動には違いがある。押し領域のほうが爆発の影響を直接に受けていて、大きな加速度を記録します。
津波の第一波においては、押し波の場合も引き波の場合もあります。
「逆断層型」は、爆発が鉛直に近いものです。
直下型は、爆発の向きが上下方向に向いている地震のことです。
震源の直上の地表では隆起現象が見られます。地震が海底で起きれば、地盤を持ち上げて大きな津波を発生させることになります。津波の第一波は、潮位が上がる「押し波」として襲来します。
近地津波、つまり、震源地が近くの場合には、同じ規模の地震なら、爆発が鉛直方向である地震のほうが地盤の変化する量(隆起)が大きく、津波の規模も大きくなります。
「正断層型」は、爆発が水平に近いもので、海底地盤が沈下することによって津波が発生する。押し円錐の軸が水平方向に近ければ、震源に向かうように地盤の沈降が起きます。したがって、津波の第一波は潮位が下がる「引き波」として押し寄せます。
地震が海域で発生すると、地盤が沈下した領域からは津波の第一波として、引き波が発生し、沿岸部には退潮現象が現れます。
震源での爆発で押し円錐の軸が傾斜していると、海底に出現する押し領域は楕円状になります。楕円状の外部は引き領域になります。
東日本大震災においては直下型地震に近い爆発でした。震源での爆発によって発生する押し領域は、押し円錐の軸が傾斜しているので、海底に出現する押し領域は楕円状になりました。楕円状の外部は引き領域になりますから、津波の被害を受けた東北の沿岸地方は引き領域となり、震源に向かって移動します。したがって、東に向かって移動し、沈降現象を伴ったと思われます。震源に近い宮城県東部の牡鹿半島では、陸地が東側に水平に5.2メートル動く地殻変動があり、沈降も1.1メートルありました。また、内陸側は沈降しました。この沈降によって津波の浸水域が拡大しました。複数の地震が短期間に連鎖的に発生する連鎖震源になっていると考えられますので、津波を発生させた海底地盤の隆起は、沿岸に沿った方向に延びていることが推定されます。この海底地盤の隆起が、津波の第一波が「押し波」となり巨大津波を発生させた原因です。津波被害を受けた東北地方の沿岸は、いずれも地盤の沈降が起きて、海水が引かない状況が起きました。
幸福の科学の霊査によると、ノストラダムスが、1998年に太平洋岸の一部の沈没を予言しておりました。時期は遅れ、規模は小さいが、今回の事を言っておられたのではないかと思います。
ところで、八戸から相馬までは、本震(M9.0)の震源に近い場所であり、最初の変動は、水位が減少する引き波のようにも見えます。八戸から相馬までの引き波に見える現象は、大量の海水が地殻内部に発生した空隙に向かって落下したものと推定されます。押し円錐の軸が、東南東から西北西に向かって海底地盤を押し上げるように爆発していますから、津波としては第一波は押し波になった。したがって、八戸~相馬間に見られる水位低下現象は、津波とは別のメカニズムで発生したもので、「退潮現象」によるものです。地震が発生する数十分前から、海水の地殻内部への落下が開始しており、その影響が水位変化に現れたのが地震発生直後であったと推定されます。
沿岸領域と震源の押し領域の間に、海底沈下を起こす規模の「引き領域」があったことが原因のようです。
なお、それ以外の場所では、最初の変動は水位が上がる押し波となったようです。
東北沿岸を襲った津波のほんとうの波源域
爆発が3分程度の間に少なくとも3回発生していることを考えると、各地に到達した津波は一つの爆発によって生じた海底隆起が波源になっているのではないと考えるほうが合理的です。
広大な波源域全体が隆起したのではなくて、3つの爆発に加えて、岩手県北部にも地震爆発が起きて、それぞれの爆発で波源域が発生しているのではないかと推定されます。
また、「地震動とほぼ同時に津波が観測された観測点は、波源域の中に含まれる」として三陸沿岸が波源域に含まれています。しかし、宮古、釜石、大船渡などでの「引き波現象」は、「モーゼ効果」または、海水の地殻内部への「吸い込まれ現象」によるものであり、津波の第一波として「引き波」が来襲したというのではないと考えられます。地震発生後30分程後に「押波」として襲来しているのが津波としての第一波であると考えられます。したがって、波源域はもっと沖合にあるはずでして、本当の波源域は4か所に存在しているのではないでしょうか。
いわき市沖での爆発が無ければ、津波の高さは もっと低いものになっていた可能性があります。
スマトラ沖地震では、隆起と沈降の両者が現れました。爆発は震源付近のマグマ溜りの形状によって左右されるのですが、傾斜が急であるので、押し領域は片方にしか現れません。震源における大爆発(爆縮)によって、インド側に押し領域が発生し、海底地盤を隆起させたと考えられます。一方、タイ側には引き領域が発生し、海底地盤を沈降させたものと考えられます。
津波を発生させた海底地盤の隆起は沿岸に沿った方向に延びた。この海底地盤の隆起が津波の第一波が「押し波」となり、巨大津波を発生させました。インド方面の第一波は押し波で タイ側の第一波は引き波でした。
トンガ海域の巨大津波では、爆発の方向が水平に近かったから、大きな津波が起きなかったということになります。爆発が垂直に近い場合にはこの海域でも大きな津波が発生する。
津波は地震の原因である解離ガスの爆発が垂直であれば大きなものにな。
引き領域から発生する津波は、初動が引き波、つまり潮が引いていく現象が最初に来て、次に押し波が襲来します。何度も繰り返し襲来しますし、後のほうが大きい場合もあります。
1972年の雲仙岳噴火、眉山の山体崩落による津波、リツヤ湾で起きた崩落による津波などは地上部分での崩落です。空中から落下すれば津波が起きますが、水面下の地滑りや落下現像では津波にはならないと推定されます。
近地津波、つまり、震源地が近くの場合には、同じ規模の地震なら、爆発が鉛直方向である地震のほうが地盤の変化する量(隆起)が大きく、津波の規模も大きくなります。
遠地津波の場合には、他の要素、つまり、大陸棚などの形状による様々な干渉効果があって、第一波が小さな引き波であっても、第二波、第三波と後続する津波のほうが大きくなる場合もあります。
ゆっくり滑りでは「力」は発生せず津波は起きません
大きな加速度が働くのは海底火山の爆発のようなものが起きた場合の事であり、地すべりのような、ゆっくりとした加速度の物理現象で津波は起きません。
1972年の雲仙岳噴火、眉山の山体崩落による津波、リツヤ湾で起きた崩落による津波などは地上部分での崩落です。空中から落下すれば津波が起きますが、水面下の地滑りや落下現像のような ゆっくりとした加速度では「力」にはならないので、津波にはならないと推定されます。
チリ沖の地震津波が大陸棚と直角方向にしか伝播しないが、波動の進行が逆の現象です。
チリ沖の陸棚と日本海溝の陸棚が平行になっているが、それゆえに太平洋の向こう側の地震津波が日本沿岸を襲うのです。
御嶽山の噴火
マグマ内部の水蒸気が垂直に気化爆発を起こした場合、御嶽山噴火のように、地震は起きず、海水を垂直に持ち上げて、そのために起きた津波のように思えます。海底で水蒸気爆発のような噴火が起きていたことが原因による津波のように思えます。
ちなみに、津(湊、港)を襲う波という意味が「津波」の語源なのです。
(参考)高潮
台風のような巨大低気圧によって、海面が吸い上げられて海水位が上がる「吸い上げ効果」と強風による「吹き寄せ効果」によって水位が上がる現象です。
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