南海トラフ地震は ほんとうに起こるのか?

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 南海トラフばかりが警戒されてきた。その背景には、地震学の「大地震が沈み込んだプレートの歪みが解放されて起きる」「南海トラフはしばらく大地震が起きていないから、確率論的にそろそろである」と言われている。

 しかし、予測された地域に一向に地震が起きず、阪神・淡路大震災も東日本大震災も熊本地震も能登半島地震も、近年の主たる地震は ことごとく「想定外」の場所と規模で起きています。南海トラフ地震への「注意」が発された矢先に、茨城県沖や神奈川県(南海トラフとは無関係とされる)などで中規模な地震が相次いだ。

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 プレート内地震は70〜80年周期でおきる というのだが地震に周期性があるという考え方は、プレートテクトニクス理論を信じているから生まれる発想です。「プレートは年間数ミリ単位で潜り込んでいる」と考えているから、「数十年でかなりの歪量が蓄積」という筋書きになります。

 しかし、プレート論が成立しないのなら、まったく意味のない話になる。

 『南海トラフ地震のXデーは近い』とか『南海トラフでマグニチュード8~9の地震が起きる確率は 30年で70~80%』などと言っているわけですが、当たらないでしょう。

 地球の上空には太陽からの紫外線によって大気が電離(イオン化)する電離層というのがある。地下にもマグマの熱によって水が分離している層、「解離層」というのがあります。電離層の乱れが地震発生によるものである可能性が高いのです。

 地震に伴う ほとんどの現象は、解離層の不安定化による「プラズマ現象」であると解釈すると合理的に説明できる。

 岐阜県の とある高校地学部が行った地震予知の研究では、地震が始まる約2週間前にCO2濃度が激減し、群発地震の約1週間前にH2濃度の最高値を記録していることが判明したという。

 阪神大震災では、震災後の断層から3%濃度の水素ガスの噴出が観測されているそうです。通常大気中の濃度は2ppm程度ですから1万倍以上になります。結合して水に戻らなかった水素が地表に漏れ出てきているものと考えられます。

 地震の前兆の水の解離により、水素濃度が上昇するのをキャッチすることも出来るはずです。

 これらで地震予知が可能ということではないが、「プレート理論」や「断層理論」を扱うより地震予知の可能性が高いことが分かる。

 解離によって生じる諸現象を理性的に扱っていけば、地震の直前予知は可能でしょう。

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